【年末年始スケジュール】2022年株取引はいつまで?2023年始の株は本当に上がるのか!

投資信託

今回は日本国内、米国の株式市場の年末年始スケジュール株の年末年始における値動きのアノマリーについて執筆します!

年末年始でお仕事がお休みの間に、投資をしたいと思っている方もいるかと思いますが、年末年始は株式市場が休場になります。

株取引は12/31~1/3は休場のため、トレードできません。

年末年始の株式市場は、通常時とは違う動きを見せることが多く、年末年始特有の「アノマリー」があります。

アノマリーは、あくまでも確率論ではありますが、一つのアイデアとして参考になるかもしれません。

年末年始特有の株価の値動きに注意し、持ち越しや損切りも検討しながら、2022年を乗り切りたいですね。

そして、取引可能日を確認、年末年始の株式アノマリーを踏まえたうえで、2023年の良いスタートをきれるよう準備しましょう!

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1.2022年の株の最終売買はいつ?

まずは、今年の株式の取引がいつまでできるかを要チェック!

2022年(令和4年)の株式市場は、年内12/30(金)が最終売買日です

東証は午後3時まで取引可能です。

東証、大取(旧大証)、名証、福証、札証いずれも、12/30が最終日です。

年末一番最後の取引日を大納会(だいのうかい)と呼び、年始の一番初めに取引が行なわれる日のことを大発会(だいはっかい)と呼びます。

大納会は、通常は12月30日に行われ、大発会1月4日に行われます。

今年の年末年始も同じく、2022年12月30日まで株取引が可能です。

12月30日が土日に重なった場合は翌営業日が大納会となります。

日本株取引の年末年始スケジュール

株取引の年内の最終売買日:2022年(令和4年)12月30日(金)

年明けの株取引開始日:2023年(令和5年)1月4日(水)

2022年12月カレンダー

2023年1月カレンダー

日本株以外の年末年始スケジュール

FX

FXについても、年末年始12/31(土)~1/1(日)は休業の為取引できません。

1/2(月)はFX会社によって異なります。

取引可能時間もFX会社によって異なります。

ちなみに仮想通貨は、コールセンターなどは休業の場合が多いですが、取引自体は可能です。

2022年の年間損益の対象となる取引期限

※税制上の最終取引日は、日本株の場合12/28(水)15:00です。12/29(木)以降の取引分は、2023年1/4(水)に受け渡しとなり、2023年の課税対象となります。

NISAの2022年非課税枠を使って取引する期限

※税制上の最終取引日は、日本株の場合12/28(水)15:00です。

株取引自体は、12/30までできたとしても、税制上については、受け渡し日ベースで計算されます。

12/28(水)の買付分の受け渡しは、12/30(金)です。

12/29(木)以降の取引分は、翌年2023年分の非課税枠として計算されます。

外国株式

米国市場の株取引の場合、2022年12/31(土)午前6時が最終取引日、2023年1/3(火)が取引開始日です。

国によって、市場の取引最終日、休場日が異なります。

年内分の課税対象最終日も異なります。

年末年始に売買したい場合は、取引したい外国市場のスケジュールをあらかじめ確認しておきましょう。

2.株は年始にあげりやすい?年末年始のアノマリーとは

アノマリーとは、明確な理論や根拠はなく、説明はできないが、経験則から説明できる市場変動の法則をいいます。

年末年始のアノマリー①12月の株式相場

株式相場は、歴史的に年末年始に株価があがりやすい傾向があります。

12月前半は、個人投資家の節税対策の売り海外投資家の決算対策の売りが出やすいといわれています。

その後、クリスマス前から徐々に株価は上昇し、年末に向けて株高になりやすいです。

また、12月は、市場参加者が少なく、個人投資家の中小型株や新興株に投資が多くなりがちです。

クリスマス、年末商戦で、百貨店・おもちゃ・・ゲーム・お菓子メーカーなどの銘柄が上昇しやすい傾向があります。

今年の今日12/29(木)までの株価の動きを見ていると、米国に始まり、欧州が利上げに踏み切り、12/20に長期金利の許容変動幅の拡大を公表したことで、残念ながらアノマリー的なクリスマス相場とはなりませんでした。
米国のリセッション懸念など世界景気の見通しがし辛く、円高が進んだ場合の企業業績の下方修正リスクなどの懸念材料を考慮すると、楽観的に投資できる状況とは言えないのかしれません。

年末年始のアノマリー②1月の株式相場

ただ、年始に株が上がるというアノマリーへの期待は、まだ持っていてもよいのではないでしょうか。

年明けの取引開始の初日である大発会の株価は、ご祝儀相場的にがあがりやすい傾向があります。

その勝率は、6割以上と高確率、「お祝い」色が強く、新年を期待して株価が高くなりがちなのです。

2022年税制上の株取引は終了したので、年末の損益通算による売りも出尽くしたところで、下げ過ぎた株式相場の反転への可能性はあると思います。

2022年の日経平均株価をボックス圏と考えるなら、今の26000円割れあたりは下値です。

そこから反転を予想し、今の時期に日経平均株価に連動する投資信託やETF(上場投資信託)の購入を検討してもよいかと思います。

また、3月に向けた高配当株銘柄も押し目を狙って仕込んでおきたいところです。

日経平均株価が16000円を割り込んだところで年末を迎えるなら、年始1/4の大発会で反転上昇してくれないかと淡い期待を持ちたいところです。

大発会の1/4は株価が上昇しやすいというアノマリーを知り、このチャンスをつかんで、新しい年を迎えたいですよね。

あくまでも確率論なので、年始のアノマリーも否定され、2023年の株式市場が波乱の展開となる可能性もあります。

しかし、ずっと株価が永遠に下がり続けることはないと思うので、高配当銘柄を安いところで拾っておくのも一つの戦略ではないでしょうか。

まとめ

12/31~1/4までは、日本株の株式市場休場、FXも休業のため取引できません。

お正月休みに取引したい方は、それ以外の仮想通貨などを検討してみるとよいでしょう。

株式投資の世界では、日本株は年末年始は上昇しやすいというアノマリーがあります。

残念ながら2022年は年末のアノマリーは否定されてましたが、2023年年始は株価上昇への期待をもってもよいのではないかと思います。

年末年始の値動きと上手くつきあうことができれば、株式投資の勝率が少しあがるかもしれません。

2023年に向けて、しっかり準備していきましょう!

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