今すぐブッグビルディング参加できる2021年7月直近IPO銘柄をご紹介していきます!
今回は、7/20上場予定の「アシロ」についてBB参加すべきか検討してみましょう。
2021年6月は、IPO新規上場ラッシュとなりました。
IPO数が多いと、資金移動が大変だったり、投資家の参加が割れたりと上昇が抑えられる傾向があります。
しかし、7月は現在発表されているのは9社!
じっくり腰を据えて参戦できそうですね。
IPO初心者の方でも、IPO投資で初値売りをすればかなりの高確率で値上がり益を得ることができます。
東証マザーズから、新規上場予定の「アシロ」は初値上昇が期待できるでしょうか。
BBの参加時期、主幹事、幹事証券を確認し初値予想をしてみましょう!
1.株式会社アシロ(7378)について
アシロは、弁護士業界とITを結びつけたリーガルメディアサイトの運営等を行っている企業です。
2009年設立、2016年に承継的吸収合併があり、現在の従業員数は44名。
「リーガルメディア関連事業」と「リーガルHR事業」を主要事業とし、弁護士事務所や企業の広告で収益を出しています。
「リーガルメディア」が主な収入源ですが、「派生メディア」も好調です。
派生メディアでは、人探し、浮気調査、キャリズムに関するサイト運営をしています。
一般ユーザーは無料で閲覧や問い合わせができます。
リーガルHR事業は、弁護士の人材紹介サービス「NO-LIMIT」の運営をしています。
採用企業から紹介手数料を得る成果報酬型スタイルです。
想定時価総額76.5億円、吸収金額54.1億円
中型案件で、IPO投資家にとっては微妙な条件です。
しかし、7月はIPO銘柄数が多くないため、IPO狙いの投資家のブックビルディング参加が集中すると思われます。
大きな上昇は見込めず、初値はやや上昇と予想します。
2.7月直近銘柄「アシロ」を分析&初値予想
では、7/8までBB受付中、今すぐブッグビルディングに参加できる「アシロ」について分析していきましょう。
まずは、アシロ(4074)のIPO詳細や初値、幹事証券、証券会社割当枚数等です。
<アシロ(7378)>IPO詳細
会社名 | 株式会社アシロ(4074) |
---|---|
事業内容 | リーガルメディア事業(サービス業) |
上場予定日 | 2021/7/20 単独上場! |
市場 | 東証マザーズ |
幹事 |
主幹事:野村證券 |
吸収金額 | 54.1億円 |
公募 | 829000株【売り出し(OA含)】4004600株 |
想定価格 | 1,120円 |
仮条件 | 1,120~1,160円 |
BB期間 | 7月2日~7月7日 |
<アシロ(7378)>ネット証券平等当選割当数
- 野村證券 … 38671枚(92%)
- SBI証券 … 841枚(2.0%)
- 楽天証券・マネックス証券・松井証券・いちよし証券他 … 各420枚(1.0%)
- LINE証券が裏幹事に入っています。
LINE証券は、コラントッテ、ラキール、そして今回のアシロと3社目のIPO取扱いです。
割当数は未定ですが、当選確率を上げたい方は、LINE証券への口座開設を検討してみても良いのではないでしょうか。
主幹事の野村證券でのBB参加が最も当選確率は高いと思われますが、ライバル数も多いのが難点です。
野村證券は資金(前受金)不要でBB参加できるメリットがあり、老舗証券会社のため、口座開設者数がとても多いのです。
当選後に辞退した場合のペナルティはありません。
申込みしなければ当選もしないので、ダメ元でも参加すべきです!
口座を持っている証券会社から参加してみましょう。
<アシロ(7378)>IPOのメリット
- 業績好調!売上好調で右肩上がり!
- IPOで人気のネット関連事業。リーガルメディアという業種も面白い。数年前にIPO新上場した弁護士ドットコムは公開価格より3倍近い初値がつきました。
- 単独上場で注目度が高い
- 海外への販売無し ⇒ 当選チャンスUP
<アシロ(7378)>IPOのデメリット
- 割安感無し(PER:36.77倍、PBR:3.9倍)
- 吸収金額54.1億円は中型~大型となり、需給が良くありません。
上位株主VCの売り出し数が多く、ロックアップも1.5倍で解禁と緩いため警戒が必要です。
投資家にとってマイナス要因です。
企業的には良いIPOになると思いますが、投資家にとってはいかがでしょうか。
VCの売り出し数やロックアップなど不安要素があり、大きな上昇は見込めそうにありません。
個人的BBスタンスとしては、当選後辞退にペナルティの無い証券会社で少額参加です。
東証マザーズ単独上場なので上昇するとは思いますが、初値割れリスクも否めません。
<アシロ(7378)>IPOの初値予想
1,150円 ~ 1,600円
総合評価:C
IPO投資では、ほとんどが抽選方式のため初心者でも平等に当選する機会があります。
「これからIPO投資を始めてみたい!」と思っている方は、まずIPO取扱いが多いネット証券口座を開設しましょう。
大手証券会社の窓口ではなく、平等抽選を行う証券会社がお勧めです。
IPO投資では、よほど悪い評価の企業でない限り、高確率で初値上昇します。
初値割れリスクも多少ありますが、その確率は1割程度です。
IPO当選 ⇒ 初値売りをした場合、簡単に利益確定となったことでしょう。
※IPOの当選確率を上げる方法は↓
3.7月IPO銘柄を比較!今からでも間に合う7銘柄
ブックビルディング参加する前に、IPO銘柄の特徴を分析しておきましょう。
7月上場予定は、【9銘柄】です。
その内2銘柄は、受付終了済みのため今から参加できるのは【7銘柄】です。
新規承認された7月上場IPO銘柄を徹底分析し、初値やリスクを予想しましょう!
- ラキール(4074)
- アシロ(7378)
- ランドネット(2991)
- サーキュレーション(7379)
- デリバリーコンサルティング(9240)
- ブレインズテクノロジー(4075)
- AIメカニック(6227)
※コラントッテ(7792)とBCC(7376)も7月IPO上場ですが、BB期間終了のため割愛
個人的な評価になりますが、IPO企業のファンダメンタルズや大手評価業者サイトの意見を参考に作成しました。
評価B以上の場合、初値リスクはかなり低いです。
評価C以下になると、業績、成長性、地合いなど何らかの不安要素があります。
しかし、直近ではIPO人気が高く、大手評価業者が「D」を付けていた銘柄でさえ初値上昇しています。
IPO当選確率は完全平等抽選の場合は、1~2%程度です。
証券会社やタイミングによっても異なりますが、簡単には当選しません。
しかし、IPOは資金拘束の有無はあるものの、当選しない限り利益も損失も出ません。
拘束された資金は「落選」か「辞退」するとすぐに拘束解除されるので安心です。
またIPO株に当選した時の買付手数料は無料です。
宝クジと比べると、お金がかからず経済的と感じています。
まとめ
IPO初心者の方が、今すぐIPO投資に参加できる2021年7月IPO銘柄から「アシロ」についてご紹介しました。
ここ数カ月IPO人気が過熱しており、評価が低いIPOでさえ揃って初値上昇しています。
直近7/20にIPO上場予定の「アシロ」は人気のインターネット関連事業です。
業績、成長性はは好調ですが、ベンチャーキャピタルの売出し、ロックアップ警戒感から大きな初値上昇は期待できません。
当サイトでの初値予想【1,150~1,600円】【評価C】です。
ロックアップラインの1,500円以上の上昇は厳しいと思われます。
少額で主幹事・幹事証券からBB参加してみてはいかがでしょうか。
ローリスクハイリターンはIPO投資!優良銘柄で当選を目指したいですね。
7月上場予定のIPO銘柄をまだまだご紹介していく予定ですので、ネット証券口座をお持ちの方は、IPO投資を始めてみてはいかがでしょうか。
コメント