1月高配当株を狙え!株主優待・実質インカムを踏まえたおすすめ10選

株式投資

今回は各証券会社やランキングサイトの「1月権利配当利回り」「株主優待」を参考に総合的におすすめ株銘柄をご紹介します!

2022年の株式市場では、日経平均株価、TOPIX、米国株式市場をはじめ世界的な下落相場が続いています。

株式市場がネガティブな相場ですが、インカムゲインを見込める高配当利回り銘柄への関心は高まっています。

1月決算月の企業は少なく、株主優待を出している企業はさらに少ないです。

その分、高配当、魅力的な株主優待の銘柄には注目が集まります。

今回は、1月決算銘柄の中から配当利回りが2.5%以上の株式銘柄をピックアップしました。

株主優待や、注目度をチェックした上での1月配当利回りランキング上位10銘柄と最低限知っておくべき銘柄分析を掲載します。

今から高配当株を買ってみたいとう方は、是非、最後までご覧ください!

スポンサーリンク

1.1月権利高配当銘柄の選びかた

株式上場している約3800社のうち、2022年1月が「配当」や「株主優待」の権利確定月な企業は限られています。

1月決算企業は、東証1部上場銘柄では、わずか28社です。

3の倍数月に比べると、1月は非常に少なく、いつも推奨している「クロス取引」もおすすめできる銘柄が見当たりません。

しかし、高配当の銘柄は数社ありますので、配当のみ、または株主優待も加えて配当利回りを考えてみました。

配当利回りを把握し、どの株式銘柄に投資すべきがじっくり検討しましょう。

①1月決算月の銘柄を選ぶ

1月末の株保有者に対して配当金を支払うのは、1月決算月の企業です。

1月が決算月の企業の場合は、期末配当として配当金が支払われます。

また、7月決算企業の場合も中間配当がもらえる場合があります。

「権利確定日」が2022年1月末の配当金をもらう為には、「権利付き最終日」である2022年1月27日まで株を保有しておく必要があります。

(今回は、1月20日権利確定日の銘柄は、今回は除外)

1月27日15:30頃までは、売り注文を出さないよう要注意です!

大引けで売ってしまった場合、配当金や株主優待の権利は獲得できません。

マーケットが閉まる15:00直後に売り注文を出した場合も、証券会社によっては、当日注文扱いとなり約定する場合があります。

権利落ち日である翌日1月28日になれば売却できるので、利用している証券会社では、何時以降に翌営業日扱いになるか確認しておきましょう。

②配当利回り2.2%以上

前回の記事で「高配当株投資」について執筆しました。

高配当銘柄を見つける方法!配当利回り抜群のオススメ株10銘柄
2022年の株式市場では、日経平均株価、TOPIX、米国株式市場をはじめ世界的な下落相場が続いています。 今年の最大の焦点である米国の利上げは、年内に3回以上が想定され、利上げ局面に弱いグロース株が売られており、東証一部の大型バリュー株が優...

配当利回りについては下記が参照数値です。

日経平均株価平均約1.9%
東証一部全銘柄平均約2.2%

一般的に高配当株と呼ぶには4%以上の利回りが望ましいと言われています。

最低2%以上、できれば4%前後の株式銘柄に投資したいですね。

配当利回りや企業規模など、各証券会社のスクリーニング検索機能を使って調べることができます。

お忙しい方は、わざわざ調べるのに手間がかかりますので下記をご参照ください。

2.株主優待・実質インカムを踏まえたオススメ銘柄TOP10

第1位:菱洋エレクトロ

名称:菱洋エレクトロカブシキカイシャ
コード:8068
市場:東証一部
業種:卸売業

株主優待:3,000円相当のギフト商品
条件:1,000株以上の株主 ※500株以上を1年以上継続保有した株主を含む
約230万円の資金が必要!
  • 信用倍率〇
  • 業績良好〇
  • 2期連続増配◎
株価 (01/24) 2,334円
PER(予) 30.5倍
時価総額 626億円
PBR(実) 1.10倍
ROE(実) 1.61%
配当利回り(予) 5.14%
ROA(実) 1.17%
自己資本比率 64.0%

第2位:スバル興業

名称:スバル興業株式会社
コード:9632 
市場:東証一部
業種:サービス業

株主優待:TOHOシネマズギフトカード2,000円相当
条件:100株以上の株主 ※3年以上継続保有の場合は1,000円増
  • 信用倍率 〇
  • 業績良好 △ 短期トレンドで経常利益減
  • バリュー株 ◎
株価 (01/24) 8,570円
PER(予) 8.3倍
時価総額 228億円
PBR(実) 0.79倍
ROE(実) 10.28%
配当利回り(予) 4.20%
ROA(実) 8.45%
自己資本比率 83.1%

第3位:積水ハウス

名称:積水ハウス株式会社
コード:1928
市場:東証一部
業種:建設業

株主優待:新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg
条件:1000株以上の株主
約230万円の資金が必要!
  • 信用倍率 〇
  • 業績良好 △
  • 8期連続増配
株価 (01/24) 2,363円
PER(予) 10.8倍
時価総額 16,179億円
PBR(実) 1.13倍
ROE(実) 9.53%
配当利回り(予) 3.72%
ROA(実) 4.70%
自己資本比率 50.5%

第4位:シーイーシ

名称:株式会社シーイーシ
コード:9692
市場:東証一部
業種:情報・通信業

  • 信用倍率 ×(58.27倍)
  • 業績 × 7四半期連続減益
  • 株主優待無し
株価 (01/24) 1,076円
PER(予) 14.8倍
時価総額 405億円
PBR(実) 1.08倍
ROE(実) 12.35%
配当利回り(予) 3.72%
ROA(実) 9.48%
自己資本比率 78.1%

第5位:コーセーアールイー

名称:株式会社コーセーアールイー
コード:3246 
市場:東証一部
業種:不動産業

株主優待:クオカード500円相当
条件:100株以上 ※1年以上継続保有した株主のみに贈呈
  • 信用倍率 〇
  • 業績 △ 2四半期連続減益
  • バリュー株
株価 (01/24) 713円
PER(予) 9.6倍
時価総額 74億円
PBR(実) 0.89倍
ROE(実) 7.86%
配当利回り(予) 3.51%
ROA(実) 3.07%
自己資本比率 36.4%

第6位:イムラ封筒

名称:株式会社イムラ封筒
コード:3955
市場:東証二部
業種:パルプ・紙

  • 信用倍率 ×(29.72倍)
  • 業績 〇
  • 4期連続増配、株主優待無し
  • バリュー株
株価 (01/24) 882円
PER(予) 9.1倍
時価総額 95億円
PBR(実) 0.60倍
ROE(実) 4.79%
配当利回り(予) 3.40%
ROA(実) 3.60%
自己資本比率 75.1%

第7位:丹青社

名称:株式会社丹青社
コード:9743 
市場:東証一部
業種:サービス業

  • 信用倍率 △(14.99倍)
  • 業績 × 5四半期連続減益
  • 株主優待無し
株価 (01/24) 759円
PER(予) 25.7倍
時価総額 368億円
PBR(実) 1.26倍
ROE(実) 11.95%
配当利回り(予) 3.43%
ROA(実) 7.70%
自己資本比率 68.7%

第8位:タカショー

名称:株式会社タカショー
コード:7590
市場:東証一部
業種:卸売業

株主優待:株主特別販売カタログ
条件:100株以上の株主
株主優待:3,000ポイント付与 (ガーデニングのみ)
条件:500株以上の株主
  • 信用倍率 〇
  • 業績 〇 売上高 増収転換 10年最高
  • バリュー株
株価 (01/24) 680円
PER(予) 9.1倍
時価総額 120億円
PBR(実) 0.93倍
ROE(実) 10.56%
配当利回り(予) 3.38%
ROA(実) 4.97%
自己資本比率 47.9%

第9位:Casa

名称:株式会社Casa
コード:7196 
市場:東証一部
業種:その他金融

株主優待:1,000円相当クオカード
条件:100株以上の株主
  • 信用倍率 ×(402倍)
  • 業績 〇 5期連続増収
  • 3期連続増配
株価 (01/24) 889円
PER(予) 13.5倍
時価総額 100億円
PBR(実) 1.25倍
ROE(実) 9.11%
配当利回り(予) 3.37%
ROA(実) 4.68%
自己資本比率 50.8%

第10位:クロスプラス

名称:クロスプラス株式会社
コード:3320 
市場:東証二部
業種:卸売業

株主優待:自社グループ商品または3,000円相当クーポン
条件:100株以上の株主
  • 信用倍率 △(2.8倍)
  • 業績 × 2四半期連続減益
  • 2期連続増配
株価 (01/24) 786円
PER(予) –倍
時価総額 61億円
PBR(実) 0.40倍
ROE(実) 14.70%
配当利回り(予) 3.05%
ROA(実) 6.86%
自己資本比率 45.8%

まとめ

今回は、2022年1月権利確定する高配当銘柄を、ランキング形式で上位10銘柄をご紹介しました。

その中で、株主優待価値や配当回数などを総合的に考慮した厳選3銘柄は、

  • (8068)菱洋エレクトロ
  • (9632)スバル興業
  • (1928)積水ハウス

です。

1月権利付け最終日は、1月27日です。

日が迫っていますので、今回は参戦せず、株価の値動きを観察しても良いと思います。

日経平均株価の乱高下が激しい毎日ですが、一旦冷静になり、この機会に様々な投資方法をも勉強してみてはいかがでしょうか。

このブログでは、「おかね」に関する様々な知識を発信していきますので、応援よろしくお願いします!

スポンサーリンク
株式投資
スポンサーリンク
シェアする
資産づくりFP相談室をフォローする
スポンサーリンク

コメント