【元本確保140%?】インベスターズトラスト(ITA)のS&P500インデックス

その他投資

不動産投資とその他の資産運用を比較する中で、海外積立の良さを際立って感じます。

海外積立て(海外投資)は、現物資産である不動産と全く違う投資なので、分散投資として併せ持つと楽しみが増えるのではないでしょうか。

海外投資の魅力は、幅広い選択肢フレキシブルな資産構築手段です。

海外投資と聞くと、何となく不安になりがちですが、リスクが比較的低めで税制メリットがある魅力的な商品が存在します。

今回は、インベスターズトラスト(ITA)が提供する

海外積立保険の元本確保型商品「S&P500インデックスをピックアップしました。

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1.インベスターズトラスト(ITA)ってどんな会社?

今回おすすめのS&P500インデックスインベスターズトラスト Investorstrust(ITA)の積立商品です。

海外の保険会社であるインベスターズトラスト(ITA)は、国際的な投資家に向けて投資性のある保険商品や投資商品を提供します。

その中でも、中長期のユニットリンク型保険商品に特化しており、「元本確保型積立保険」は安全を求める日本人に人気があります。

インベスターズトラスト(ITA)は世界に複数の保険会社とサービス会社があり(約40社)、オフショアであるケイマン諸島等を拠点としています。ITA地図

オフショアとは、タックスヘイブン(租税回避地)であり、税制メリットの恩恵があります

「ケイマン諸島ってどこ!?」と不安になるかもしれませんが、イギリスの海外領土、西インド諸島の一つです。世界中の金融会社が、資産運用会社等を設置し拠点にしています。

タックスヘイブン(租税回避地)ということで、近年、OECD(経済協力開発機構)IFA(国際通貨基金)の監査を受けており、金融に特化した透明性の高い国と言えます。

日本人がインベスターズトラスト(ITA)を利用する場合は、下記のいづれかで契約となります。

  • プエルトリコ籍のインベスターズトラスト(アメリカ自治領)
  • ラブアン島籍のインベスターズトラスト(マレーシア)

こちらもどこ!?と感じるかもしれませんが、ケイマン諸島と同じく税制優遇がある地域です。

■インベスターズトラスト
保険拠点・・・ケイマン諸島・マレーシアのラブアン・プエルトルコ
サービス拠点・・・アメリカ・ 香港・ドバイ等

インベスターズトラスト(ITA)は会社の経営と投資家から預かった資産を分別管理しています。

Bank of Ameica というアメリカ大手銀行の信託口座にて、投資額は100%分別管理されているので安心です。

さらに、インベスターズトラスト(ITA)は国際生命保険協会(ALIO)のメンバーです。

ケイマン諸島金融当局CIMEの認可、マレーシアラブアン金融サービス機関法の認可、クラス5の国際保健ライセンスを保有しています。

また、AMベスト社のA-の高格付けを受けています。

海外の保険会社では、格付けを受けていなかったり外部監査機関が入っていない会社もありますが、ITAは総合的に信頼できます。

サービス拠点では、日本語対応しているので安心です。

2.インベスターズトラスト S&P500インデックスの特徴

インベスターズトラスト(ITA)で募集いる投資種別は、6種類ですが、日本人に人気が高い「S&P500インデックス」がおすすめです。

支払方法は、毎月こつこつ積立タイプが、学資保険や年金保険の代わりとして好まれます。

S&P500インデックスという指標にに連動して株式市場の成長から収益を得る仕組みです。

インベスターズトラスト(ITA)が選ばれる理由

  • 日本人が申込みできるオフショア投資の中では手数料が比較的安い
  • 税制メリットがあり、資産を増やしやすい仕組みになっている
  • 日本語対応可能
  • S&P 500 インデックスの 成長に対し、100%の分配
  • ダウンサイド・リスクを負うことなく、株式市場の成長から収益を得る事ができる

S&P500プラン概要- 項目・詳細

通貨 USD
最低拠出額 2400USD/年
追加拠出 2400USD/年
拠出頻度 年払、半年払、四半期払、月払
投資期間 10年、15年、20年
元本確保 10年プラン:100%、15年プラン:140%、20年プラン:160%
年間管理手数料 10年プラン:2.0%、15年プラン:1.7%、20年プラン:1.1%
プラン手数料 10ドル/月
ストラクチャー手数料 アカウント残高0.125%/月
確約手数料 イニシャルユニット残存期間分相当額
一部解約 イニシャルユニット期間終了後、純現 金価値2,400ドルを最低維持額として 一部解約が可
ロイヤリティボーナス 10年経過時:拠出金の7.5% 15年経過時:拠出金の7.5%、20年経過時:拠出金の5.0%
契約年齡 10年プラン:18-60歳、15年プラン:18-55歳、20年プラン:18-50歳
支払方法 クレジットカード、銀行口座からの引き落とし(米国口座)
死亡給付金 対象となる支払の基準額は、アカウント評価額101%
1. ロイヤリティボーナスは、猶予期間中の拠出があり、期間中の総拠出額の割合による
2. 元本確保にはロイヤルティボーナスも含む。
3. S&P500 10年プランにロイヤルティボーナス無し。
4. 一部解約は、一部引き出しに手数料が無いが元本確保が無効になる

S&P500インデックスの特徴

  • 10年(申込年齢18-60歳)15年(申込年齢18-55歳)20年(申込年齢18-50歳)から選ぶ定期拠出プラン
  • 個人名でも法人名でも申込み可能
  • 米ドル建て
  • 年間拠出2400ドルから(毎月約3万円が目安)
  • アカウント評価額の101%の死亡給付金あり
  • クレジットカードまたはアメリカ銀行口座からの口座振替
  • 最先端のオンラインプラットフォームを24時間利用可能

3.S&P500インデックスのメリット・デメリット

インベスターズトラスト S&P500 Index 積立型のメリット

S&Pインデックスでは、満期後、総拠出金額に対して元本が確保されているので安心です。

10年プランは最低100%
15年プランは最低140%
20年プランは最低160%

元本確保があり、さらに下記ボーナスあり!

10年目7.5%のボーナス付与(10年間分の拠出額の)

15年目7.5%のボーナス付与(5年間分の拠出額の)
20年目
5.0%のボーナス付与(5年間分の拠出額の)

 

一見、「高!」っと感じますが、運用・管理に各種手数料等がかかりますので 手数料とボーナスは、最終的には同ぐらいになるイメージです。

手数料が世界一高いと言われている日本の投資信託と比べると、断然優良です。

10年プランでは、ロイヤリティボーナスが無いので増やせる可能性が低いです。

15年・20年プランは、日本の積立保険と比較すると利率がとても良いので、日本の学資保険の代わりとして期間的にも利率的にも優れています。

ボーナスや手数料など日本の投資商品とは異なるシステムですね。

140%以上が戻ってくる15年以上のプランが良さそう!

インベスターズトラスト S&P500 Index 積立型のデメリット

インベスターズトラスト(ITA)のS&P Indexは、高格付け金融機関の仕組債により元本確保されます。

仕組債というと、素人にはちょっと難しい投資商品です。

積立という長期保有を前提にしていますので、中長期で見ると利回りをしっかり出す確率が高いようです。

そのため、短期で中途解約した場合には、元本確保は無くなります。

元本確保とは、元本保証と異なり、「期間満了時まで保有すること」を条件に元本を約束します。

  • 元本確保は猶予期間内の拠出があり、一部解約・減額が無い事が条件
  • ロイヤリティボーナスは10年、15年、20年終了時に分配
  • 仕組債の発行元である金融機関のカウンターパーティリスクを負う
  • 年間管理手数料・プラン手数料・ストラクチャー手数料がある
  • 解約手数料がかかる

なんだか聞き慣れない難しい表現ですね。

ここを読み飛ばすと、後で後悔することになるかもしれません。

オフショア投資で失敗する方のほとんどは、正しく内容を理解していなかったことが原因です。

申込み時の説明が不十分、誤っていた、勘違いをしたのではないでしょうか。

聞き慣れない言葉や日本の保険とは異なる制度なので、とても複雑です。

非常に複雑で、私も内容を勘違いしており、勘違いしたまま知人にお話してしまいました(-_-;)

資産が目減りしないように気を付けることは2つ!

  1. 毎月遅れることなく積立金額を支払う。
  2. 解約や一部解約・減額は一定期間が経過するまでは避ける。

この二つを怠ると、元本確保がなくなります!!

つまり、ちゃんと満期まで毎月滞らず支払うことが条件です!!

インベスターズトラスト(ITA)で「貰えるロイヤリティ」と「支払う手数料」の金額計算は

最終的にはほぼ同額と言われています。

(この計算は非常に複雑なので、販売していない私には計算できません。専門家にお尋ねください)

そして、S&P500に連動した仕組債なので、債権特有のリスクが出てきます。

投資先の債権発行体が破綻してしまうと資産が減額する可能性があります。

メリット、デメリット、それぞれありますが、私個人的にはインベスターズトラスト(ITA)の積立保険は堅実的に資産形成したいかたに適していると思います。

その理由は、日本国内に利率の良い運用商品で、低リスクの投資商品が無いからです。

NISAやIDECOが非課税で税制優遇があると言われていますが、あくまでの利益が出た場合の税制メリットです。手数料が安くてインデックス運用の商品を選ぶことにより損する可能性は減りますが、市場がどう動くかはわかりません。

IDECOでは、元本保証の定期預金や国債を選ぶ事もできますが、利率が低すぎる、60歳まで引き出せないため「増やす」という目的からは外れます。

海外積立ては、為替リスクや様々なリスクを含みますが、内容を充分に確認することにより回避できる部分もあると思います。

これらを、しっかりと説明してくれる優良はIFA、紹介者を探すことが何より重要ですね。

4.インベスターズトラスト(ITA) S&P500インデックス構成銘柄

S&P500プランは、広範囲にわたる全業種を代表する主要株式500銘柄の成長に連動した資産保全プランです。

2019年10月31日時点インデックス構成銘柄(上位10社)

1 マイクロソフト 情報技術
2 アップル 情報技術
3 アマゾン 一般消費財
4 フェイスブック 通信サービス
5 バークシャー・ハサウェイB 金融
6 JPモルガン・チェース 金融
7 アルファベット クラス C 通信サービス
8 アルファベット クラス A 通信サービス
9 ジョンソン・エンド・ジョンソン ヘルスケア
10 P & G 生活必需品

業種別では、一位が情報技術の22.3%、2位がヘルスケア 14%、3位が金融 13%です。

以下は、通信サービス、一般消費財、工業、生活必需品、エネルギー等バランスよく組み入れています。

 

まとめ

今回は、海外積立の人気商品の中からインベスターズトラスト(ITA)の「S&P500インデックス」を簡単にご説明しました。いかがでしたでしょうか?

日本国内の投資信託や保険よりおすすめしたいポイント

  • オフショア拠点とするインベスターズトラスト(ITA)等の投資商品は税制優遇があり資産構築しやすい
  • S&P500インデックスなど元本確保型のしくみを理解すると、リスクを限定的に資産形成できる
  • 信頼できるIFA(代理店)と出会うことができれば、しっかりと資産形成のサポートをしてもらえる

何と言っても、日本の積立保険よりも、利回りが良いので効率よく増やせる可能性が高いですね!

日本の生命保険や学資保険と同様、途中解約や変更をすると元本割れ、損失リスクが生じます。

手数料やボーナス、シュミレーションについての計算は、日本の積立保険より複雑なので必ず専門家に依頼しましょう。

海外投資はメリットが多いですが、内容が複雑なので、信頼できる金融専門家を探す事が一番重要です。

私は運良く、海外IFAで働いていた知人から、インベスターズトラスト(ITA)を教えて頂きました。

今回は、元本確保型のS&Pインデックスの説明でしたが、他にも日本ではお金持ちしか買うことができない魅力的な運用商品があります。日本国内での投資に拘らず、海外投資に目を向けるべきだと感じています。

まわりに海外積立に詳しい方がいない方は、一般的なことでしたら、いつでもご相談ください。

自分が運用している範囲での経験や流れをお話させて頂きます。

また、「インベスターズトラスト(ITA)の投資で損をした」「担当者と連絡が取れなくなり騙された」とネガティブな結果になった投資家の、原因と解決策についてもご説明します。

もっと、詳しい内容が知りたい方は、お気軽にお問合せ下さい。

コメント

  1. 嶋村幸男 より:

    詳しく教えていただきありがとうございます。
    質問ですが、解約手数料としてあげているイニシャルユニット残存期間分とは、何でしょうか。例えば15年のものを、5年や、10年で解約するとどれくらい手数料がかかるのでしょうか。

    • おかねノマド より:

      お問い合わせ有難うございます。

      積立型投資商品である「インベスターズトラストのS&P500」では、イニシャルユニット(初期積立期間)と呼ばれる最初の24ヵ月の縛り期間があります。

      イニシャルユニットとは、積み立て期間満了まで確保される手数料のまとまりです。
      積み立て契約期間満了までに解約をする場合、このイニシャルユニットは満額返還されません。

      最初の24カ月迄に解約する場合は、不足分を解約料として追加で支払う必要があります。
      24カ月経過後に、全部解約する場合は、支払い済のイニシャルユニットは返金されません。

      尚、イニシャルユニット期間が過ぎれば、積立の停止や減額が可能になるので、その方が良いと思いますが、元本確保のメリットが無くなります。

      イニシャルユニットは、手数料を前倒しで確保することで、それ以降の停止、減額、一部引出しなどを選択することができ、投資家にとっても資金の流動性を確保のため良い面もあります。

      また、支払い済期間によっては、ボーナスや利益により解約してもマイナスにならない場合もあります。
      実際のシミュレーションについては、当サイトでは出すことができない為、ご希望の場合は、海外投資専門のIFAをご紹介致します。
      お気軽にご連絡ください。