9月は3の倍数月。9月権利確定日の株式銘柄が多いため、株主優待の選択肢が多いのでクロス取引に最適です。
しかし、クロス取引(優待クロス)できる銘柄が多いと、どれを選ぶべきか迷ってしまいますね。
今回は、数ある株主優待銘柄から、クロス取引(優待クロス)すべきおすすめ5銘柄をピックアップしました!
9月権利付き最終日まで20日以上時間があるので、本日時点で間に合うクロス取引銘柄をご紹介します。
優待内容・おすすめの理由を執筆するので、優待クロスで銘柄選びに悩んでいる方は是非ご参考になさってください
2.9月優待クロス銘柄のポイント
9月が権利確定月の銘柄数は、飲食店やQUOカードを始め優待価値が高い高額品など魅力的な株主優待が多数あります。
9月30日が権利確定日の株主優待をもらうには、9月28日(火)までに優待クロスを行う必要があります。
- 9月28日(火)・・・権利付き最終日
- 9月29日(水)・・・権利落ち日
- 9月30日(木)・・・権利確定日
権利付き最終日9月28日迄に優待クロスを完成し、9月29日に決済すると優待権利を獲得できます。
ぎりぎり9月28日に優待クロス完成、9月29日に決済できれば、貸株料(コスト)が最も安くなりますよね。
しかし、人気の高い株主優待銘柄は、権利最終日に向けてどんどん在庫が減っていきます。
一般信用売り在庫の確保が難しいので、在庫があるうちに、貸株料が低い証券会社でクロス取引を行えると良いですね。
優待クロスを行うには、まず一般信用売り在庫の有無の確認が必要です。
元々取扱いが無い銘柄の場合は、クロス取引を諦めるか、逆日歩リスクを考慮した上で制度信用売り在庫を探すことになります。
しかし、一般・制度ともに信用売りの設定がない株式銘柄も多々あります。
…ちなみに、9月権利月で私が狙っていた株主優待銘柄は、いづれの証券会社でも信用取引売りの設定がありません。
株主優待をGETするには、通常の一般買いするしかないですが、優待価値の高い銘柄は、権利落ち日の下げが恐ろしいので今回は見送ります。
8月も最も欲しい優待銘柄は信用売り在庫が無かったので、単なる一般買いしたところ、大幅な株価下落となり未だに損を引きづっています(涙)
…損切りできないので、優待狙いの一般買いは不向きだとつくづく後悔。
株主優待を狙う時は、クロス取引のみで行こうと改めて感じました。
それでは、一般信用売り在庫がある、9月権利月のおすすめ優待クロス銘柄をご紹介します。
是非、参考になさってください(^^)
2.9月クロス取引おすすめ5銘柄
(9/9時点)ネット証券会社で一般信用売り+一般買い注文でクロス取引ができる株式銘柄です。
全国展開していて、利用しやすい飲食店です。
- 第1位:トリドール(3397)
- 第2位:カッパ・クリエイト(7421)
- 第3位:ラウンドワン(4680)
- 第4位:FCC(7296)
- 第5位:TOKAI(3167)
第1位:トリドール(3397)
SMBC日興証券、GMO証券 他
トリドールHDはこちら
100株~200株未満:100円優待券30枚(3000円相当)
200株~1000株未満:100円優待券40枚(4000円相当)
3月末、9月末の半期毎に、保有株式数に応じて「株主様ご優待券」を進呈。
- 100株以上:3,000円分(30枚)
- 200株以上:4,000円分(40枚)
- 1,000株以上:10,000円分(100枚)
- 2,000株以上:15,000円分(150枚)
※1年以上継続して200株以上所有株主に、3月31日および9月30日を基準日として追加贈呈
200株以上 100円優待券30枚(3000円相当)
■日本国内丸亀製麺やとりどーる等全店舗で利用可能
■発送時期:3月末分は5月上旬、9月末分は11月中旬
■株主優待券の使い方
- お会計額に応じ、複数枚のご利用が可能
- 各社発行のサービス券との併用が可能
- 持ち帰りの場合も利用可能
- お釣りの支払いは不可
低価格でファミリーにも単身世帯にも人気の丸亀製麺で使えます。
丸亀製以外にも、ずんどう屋、長田本庄軒、天ぷらのまきのなど、美味しい飲食店で優待券を利用できるので使い勝手抜群です。
同時に複数枚使えて、対象外の商品もほぼ無いので使い勝手が良いです。
全国展開で、イートイン・テイクアウトどちらも可能です。
優待券のみでの支払いの場合、おつりが出ないのでご注意ください。
メルカリでの相場は4,000円分が3,800円前後、3,000円分が2,800円前後と9割前後の価格で取引されています。
自分で使うも良し、転売するも良しの優良株主優待ですね。
第2位:カッパ・クリエイト(7421)
SMBC日興証券、GMO証券
カッパ・クリエイト(株)はこちら
100株以上:優待ポイント3,000円相当
3月末、9月末の半期毎に、保有株式数に応じて「株主様ご優待券」を進呈。
- 100株以上:3,000円分
- 1,000株以上:6,000円分
- 2,000株以上:10,000円分
■日本国内コロワイドグループ店舗で利用可能
■発送時期:3月末分は6月上旬、9月末分は12月下旬
【利用可能な店舗】
●甘太郎 ●いろはにほへと ●北海道 ●やきとりセンター ●ラパウザ ●三間堂 ●贔屓屋(奈良本店(FC)を除く) ●ウルフギャング・パック ●ほのぼの横丁 ●カラオケ デイ・トリッパー ●3・6・5酒場 ●フレンチーナ ●NIJYU-MARU ●KITEKI ●焼肉丼 やきはち ●M.M MARKET&CAFE ●トンテキ とん八 ●ステーキ宮 ●にぎりの徳兵衛 ●寧々家 ●カルビ大将 ●時遊館 ●味のがんこ炎&がんこ亭 ●かつ時 ●海へ ●和処ダイニング暖や ●海鮮アトム ●炭火焼処 鳥の蔵 ●和牛ステーキ 桜 那須高原店 ●CANTINA ●なぎさ橋珈琲 ●カフェ&ビヤレストラン 宮 ●やきとん酒場ぎんぶた ●みなとみらい食堂 ●レタしゃぶダイニングJr. ●かっぱ寿司
【利用出来ない店舗】
●牛角 ●温野菜 ●かまどか ●土間土間 ●ぶっちぎり酒場 ●牛角ビュッフェ ●牛角次男坊 ●しゃぶしゃぶビュッフェ温野菜 ●とんかつ さくら ●なにわ味 贔屓屋奈良本店(FC) ●レタしゃぶダイニング ●鮨処「濱」 ●BAR「馬車道」 ●バンノウ水産 ●シルスマリア ●フレッシュネスバーガー ●FRESHNESSパン工房 ●焼肉 飛車角 ●LITORANEO ●はまやカレー ●大戸屋ごはん処
居酒屋や焼肉屋など、利用できる店舗の選択肢が多いところがお勧めです。
かっぱ寿司だけでも魅力的ですが、どこで優待ポイントを使うか選ぶ楽しみが増えますね。
■株主優待商品の購入により優待ポイントを消化する事も可能
ポイントに応じて、好きな商品を選ぶことができるので、コロナ禍で外出を控えたい時はお家で楽しむこともできますね。
メルカリでの取引価格は、3,000円分の優待カードで約2,900円。
様々なポイント数の株主優待カードが出品されていますが、9割以上で取引されています。
コロワイド(7616)の一般信用り在庫は、現在無し。
また最低単位が500株の為、約89万円の資金が必要。
高額の為、コストも高くなりがちですね。
今回はコロワイドではなく、低価格で一般信用在庫数が豊富なカッパ・クリエイトでクロス取引をすることにしました。
第3位:ラウンドワン(4680)
SMBC日興証券、SBI証券、auカブコム証券
ラウンドワンはこちら
100株以上
- 割引券:2,500円分(500円割引券×5枚)
- クラブ会員入会券:1枚
- 健康ボウリング教室・レッスン優待券:1枚
500株以上
- 割引券: 5,000円分(500円割引券×10枚)
- シルバー会員入会券: 1枚
- 健康ボウリング教室・レッスン優待券:1枚
1,000株以上
- 割引券:7,500円分(500円割引券×15枚)
- ゴールド会員入会券:1枚
- 健康ボウリング教室・レッスン優待券:1枚
2,000株以上
- 割引券:10,000円分(500円割引券×20枚)
- プラチナ会員入会券:1枚
- 健康ボウリング教室・レッスン優待券:1枚
■500円割引券は1日に1人1枚利用可能。生産金額は税込1,000円以上の場合のみ利用可能。
例)3人で利用して清算金額が2500円だった場合、2人分の2枚が利用可能
■クレジットカード決済の場合も、割引券は使用可能
■会員種類の違いは、生産金額に応じてもらえるポイント数が異なります。
■発送時期:3月末分は6月下旬、9月末分は12月上旬
緊急事態宣言が終息したら、思いっきりカラオケやボーリングがしたいという希望から、ラウンドワンもクロス取引することにしました。
メルカリでの取引相場は、100株の場合の1セットで約1,500円です。
第4位:FCC(7296)
SMBC日興証券、SBI証券、GMO証券、auカブコム証券に在庫有
2500円相当のカタログギフトがもらえます(みかん等)
第5位:TOKAIホールディングス(3167)
300株で1,500円QUOカード(必要資金28万)
SMBC日興証券、auカブコム証券に在庫有り
【番外編】在庫が復活したらクロス取引したい銘柄
- SRSホールディングス(8163)12000円分の優待券
さと、さん天、長次郎などで利用可能
必要資金:約81万 - アドバンスクリエイト(8298)
2,500円相当のカタログギフト
【番外編】権利付き最終日に在庫があればクロス取引したい銘柄
- プレサンスコーポレーション(3254)
UCギフト券2,000円分
必要資金:約65万 - 丸大(2288)
3,000円相当の自社製品
必要資金:約35万(200株)
まとめ
今回は、2021年9月末権利確定日の優待クロス銘柄おすすめ5選をご紹介しました。
- 第1位:トリドール(3397)
- 第2位:カッパ・クリエイト(7421)
- 第3位:ラウンドワン(4680)
- 第4位:FCC(7296)
- 第5位:TOKAI(3167)
いずれも、全国展開していて使いやすく、必要資金20万円前後です。
株主優待銘柄を選ぶポイントは、近くにお店があるなど自分で実際に使える優待であること。
そして優待クロス銘柄のポイントは、信用売り在庫があることです。
個人的には、コロワイドやMTGなど、資金がかかっても優待価値が高い株式銘柄でクロス取引したかったのですが、残念ながら本日時点の在庫は0です。
MTG(シックスパッドの会社)に関しては、信用売り自体が設定無しのようです。
今回ピックアップした3銘柄は、本日時点で一般信用売り在庫が有りなので、まだまだクロス取引のチャンスがあります。
また、資金効率が厳しい銘柄は、権利付き最終日直前に在庫があれば優待クロスに参戦というスタンスでやってみてはいかがでしょうか。
9月は権利月の株式銘柄が多いため、優待クロス銘柄多い!
IPO新規上場銘柄数も多い!
どこにどのように資金を使うか、自分自身の方針をしっかり決める必要がありますね。
クロス取引・IPO株で、もしわからないことがあれば、お気軽にお問合せください。
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