ファンドとは、投資家から集めた大きな資金をプロに託す投資方法です。
広辞苑で調べると
- 基金・資金
- 投資信託
と記載されています。
投資家から集めた大きな資金を運用し、増えた運用益を投資家へ分配します。
お金を専門家に任せることで、安心して資産運用することができるのです。
ファンドは、優秀な運用成績が多く、資産を大きく増やせる可能性があります。
しかし様々な種類があり、ファンドの仕組みをしっかりと理解する事が大切です。
公募ファンドとは
ファンドには私募ファンドと公募ファンドがあり、投資信託は公募ファンドです。
私募ファンドは資産家など大口投資家に限られるのに対し、公募ファンドは一般人も購入可能です。
お金持ちは特別な投資商品を利用できる為、失敗とは縁遠いイメージがあります。
それはファンドの性質上、どのような局面でも利益が出る仕組みだからです。
ヘッジファンドは、世の中が下落傾向の時も利益が出る強い投資商品です。
ファンドを利用するメリット
ファンドを利用するメリットは下記の4点です。
- 投資の専門家に任せる為、資産を増やせる可能性が高い
- 四季報を見たりチャートを見たりする労力を省ける
- 少額でバランスよく分散投資可能
- 自分では買えない商品にも間接的に投資できる
プロに運用を任せるため、自分の意図しない投資商品になる場合もありますが、逆に考えれば、自分では買えないような外国の株式、新興国の不動産など様々な投資に関わることができます。
自分で調べる時間や労力を省略でき、お仕事で忙しい方も負担なく資産運用できますね。
資産運用は、分散投資・バランス投資が基本ですが、ファンドには様々な内容が組み込まれているので、自動的に分散投資できる良さがあります。
ファンドのデメリット
反対にファンドのデメリットは下記2点です。
- 最低購入価格が高いファンドは購入できない
- 手数料が高い(運用益から手数料と専門家への報酬が差し引かれる)
ファンドの種類
ファンドには様々な名称のものがありますが、下記が代表的です。
- ヘッジファンド
世の中の景気に左右されず利益を追求 - 不動産私募ファンド
不動産専門のファンド - REAT
不動産投資を小口化したできない上場ファンド - インデックスファンド
市場全体の値動きに連動する - インフラファンド
太陽光発電など環境ビジネスが対象
不動産私募ファンドとREATは、いづれも不動産専門です。
不動産私募ファンドは運用成績が非常に高いですが、大口向けで途中解約できません。
REATは流動性があり、小額から購入可能です。
また、ヘッジファンド・不動産私募ファンドは、元々は潤沢な資産を持つ大口投資家しか購入できなかったのですが、現在は一般に購入できるものもあります。
流動性は低いですが、高いリターンを望めます。
自分に合うファンドの選び方
まず第一に購入できるファンドからの選択になります。
ヘッジファンドは下げ基調でも利益を期待する事ができ非常に魅力的ですが、高額で一般投資家が購入できない場合や、残念ながら日本国内で販売されていない商品が多数あります。
実際には購入可能で、私は職業上、国内で取り扱いのない海外ファンドも購入していますが情報を入手する難しさを痛感しています。
(海外ファンドの購入について詳細を知りたい方は、個別にお問い合わせ下さい。)
次にリスク許容度・投資期間・投資額を決めましょう。
ファンドへの投資は、余裕資金(収入から生活費を差し引いた余剰金)で行うべきです。
無理のない資金で購入できるファンドを探しましょう。
また、投資期間が短期・中期・長期で選ぶファンドが変わってきます。
不動産私募サイトの場合、満期まで途中解約ができません。
ETFやJ-REATは、上場しており株の個別銘柄同様いつでも売買できる流動性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。自分に合うファンドは見つかりそうですか?
流動的に短期で少額投資したい場合は、インデックスファンドやREATがオススメです。
老後資金の為に長期で余裕資金を当する場合は、より高いリターンを望めるヘッジファンドが良いのではないでしょうか。
私自身は、やはり下げ基調でも上げ基調でも安定的に利益を追求しくれる「ヘッジファンド」で資金や条件に合うものを選択しています。
より多い選択肢から、自分の理想に近いファンドを選ぶ事が失敗しない秘訣と思います。
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