不動産投資をはじめるのに必要な年収＆自己資金の目安はいくら？

「自己資金はいくら必要？」
「年収はどれぐらいなら融資可能？」

はじめて不動産投資をする方が、まず最初に考える疑問ですよね。

結論からいいますと、

が必要です。

年収５００万円がボーダーライン

「自己資金ゼロでも、フルローンがあるって聞きましたよ？」
「１年以上、会社に勤務継続してたら融資通りませんか？」

とご質問が出そうですね。

はい！

自己資金ゼロで諸費用含めて全てフルローンにしちゃう方法はあります。

年収が300万円以下でも融資を受けられる場合もあります。

しかし、一般的に銀行で融資の審査を受ける場合、年収500万円がボーダーラインのようです。

地方の信用金庫や信用組合はもう少し融通が利きます。
また、機構や商金も候補に入れると可能性が広がります。

自己資金については、ある方がいいし多いほど有利です。

物件購入後に想定外の費用がかかる場合もあり、特に中古物件の場合は注意が必要です。

客付けに苦戦し入居者が入らない場合はローンや管理費の支払いが厳しくなりますので、ある程度リスクに備えて自己資金を用意しておきましょう！

不動産投資目的の融資を受けるためには、「年収500万円以上」「自己資金300万円以上」が一つの目安になります。

では年収300万円以下の場合、融資は無理なのでしょうか？

年収が低めでも検討可能な融資があります。

住宅支援機構の不動産投資ローンの場合、年収による制限は基本的にはありません。

年収200万程度でも審査を通過し物件購入されている方も多数おられます。

銀行の場合は、非常に厳しいので、住宅支援機構かノンバンク系が候補になります。

ノンバンクになると、金利が高い為、利回りが悪くなります。

住宅支援機構を第一候補に検討しましょう！

年収や資産等の個人属性が低い場合は、価値が高い優良物件を懸命に探しましょう。

ローンの担保となるのは、物件です。

より収益性の高い物件を選ぶ事で、審査を通過しやすくなります。

年収１０００万以上、資産家、医者や公務員の方は融資審査が容易で低金利での融資が可能になります。

低金利の金融機関を選べること自体は大変有利ですが、その分担保となる物件の審査も甘くなり物件選びも手を抜いてしまう傾向にあります。

不動産会社もローン審査が容易な高所得者を重宝しますが、審査に通りやすいが為に優良と言い難いダメ物件を購入させようとする場合もあります。

ダメ物件で入居付けできず損失を被るのは、意外と高所得者なのです。

不動産投資をはじめるには「年収500万円」が一つの目安ではあります。

ご自身の年収、職業、自己資金を把握し、どのような物件を選ぶと融資審査に通過し、安定した賃貸収入を得る事ができるか、しっかりと考慮し物件選びに集中しましょう！