2022年10月【高配当株】&【株主優待】おすすめ17銘柄

株式投資

今回は2022年10月の「高配当株投資」について、執筆したいと思います。

高配当株への投資方法は、株価が値下がり局面でも慌てることなく、定期的なインカムゲインを取得できます。

権利付き最終日に高配当株や株主優待銘柄を保有することで、毎月安定の収入を確保することができます。

今月10月が権利月となっている高配当株投資推銘柄」をご紹介します!

株主優待」と「配当利回り」を確認し、時価総額、PER、PBR、信用貸借割合などを考慮した上で、魅力のある銘柄を選定しました!

高配当株投資をする際に、候補銘柄として、参考にして頂ければ幸いです!

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1.2022年10月~2023年9月の権利付き最終日

まずは、2022年、残り3カ月分の権利月を最終日を確認しましょう!

権利月最終日の大引けまで保有していると、配当金や株主優待がもらえる権利を取得します。

翌日の権利落ち日には売却しても問題ありません。

※逆に権利付き最終日の大引けまで「信用取引売り」で建玉を保有していた場合は、配当落ち調整金を支払わなければなりません。

2.高配当株・株主優待がある銘柄をおすすめする理由

「高配当株」とは、配当利回りが高い株のことをいいます。

投資金額に対して、もらえる配当金が多いので、多くの投資家から高配当株への投資が好まれています。

高利回りの株式銘柄に投資すると、配当権利月前から株価が上昇する傾向にあります。

業績が悪化したり、悪材料ニュースが出た場合に下落した場合も、ある程度下がったところで買戻しされやすい特徴があります。

だらだらといつまでも下げ続けることが少ないので、比較的リスクが低い投資と言えます。

配当金や株主優待をもらう権利が確定する権利月最終日だけ株を保有しておけばいいので、直前に購入しようと思う方もいると思いますが、その際はリスクを伴います。過去の株価の値動きを確認しておく必要があります。

高利回り銘柄は、権利月最終日の翌日である権利落ち日に大きく下落する傾向があり、その後もしばらく下落トレンドに入る可能性があります。

特に権利月にあたる株式銘柄数が少ない月は、株価が大きく動く可能性があります。

時期や銘柄によって、値動きは異なりますので個別に確認しておきましょう。

高配当株購入前には、権利日に向けての株価の動きや、配当落ち後の下落率など過去のパフォーマンスを要チェックです!

3.選んではいけない高配当株

業績悪化により配当が減額されたり、無配当となる恐れがある銘柄は、候補から外しましょう。

「現在の配当利回りが高いから」という理由だけで安易に銘柄を選ぶことは危険です。

配当性向が高すぎる会社の場合、会社の利益を圧迫し、いづれ減配等のネガティブニュースが飛んでくる可能性があります。

また、配当利回りが高すぎる銘柄は、株価が下がった影響で一時的に配当利回りが上がっている可能性もあります。

現在の高配当が今後も継続するとは限りません。減配リスク、そしてその悪材料により株価急落のリスクを伴います。

株の購入時には、株価だけでなく、事業内容・業績・成長性にも着目して株式を選びましょう。

右肩上がりの好業績企業の銘柄を選ぶことができれば、比較的安心ですね。

4.10月【高配当株】&【株主優待】おすすめ17銘柄

投資する高利回銘柄を選定する場合は、上場している市場、時価総額、PER、PBR、貸借倍率などを確認してから取引をしましょう。

プライム市場の場合は、時価総額も高く売買が盛んに行われる銘柄が多いので、需要と供給のバランスが取れており取引しやすいと言えます。

しかしスタンダード市場やグロース市場では、株式銘柄によっては売買が少なく売りたいとき、買いたいときに思った価格で取引できずボラティリティの高い取引になる場合もあります。

また、個別高配当株に投資する場合、なるべく業種が偏らないように注意しましょう!

海運業、不動産業など、配当利回りが全体的に高い業種もありますが、一部の業種に集中して投資をすることは危険です。

プライム市場、時価総額が1000億以上、PER20以下、PBR1倍以下、信用割合1倍以下の高配当株がおすすめです。

各証券会社のスクリーニング機能などを活用して抽出してみましょう。

10月の高配当おすすめ【7銘柄】

それでは、私が抽出した10月権利月のおすすめ株式銘柄をご紹介します。

おすすめ銘柄を10月基準日の実際の配当額が多い順に並べました。

10月権利の銘柄数が少ない為、条件に叶わない銘柄を含まれますが、御了承ください。
  1. 泉州電業(9824)
    プライム市場
    時価総額560億
    10月末1:2分割
    一年以上保有で、QUO2000円分の株主優待がもらえる
  2. カナモト(9678)
    スタンダード市場
    時価総額824億
    500株以上保有で北海道商品2000分の株主優待がもらえる
    (1000株4500円)
  3. グッドコムアセット(3475)
    プライム市場
    時価総額254億
    株価高い
  4. ファースト住建(8917)
    プライム市場
    時価総額185億
    業績悪い、下げトレンド
    一年以上でQUO500円分の株主優待がもらえる
  5. 荻原工業(7856)
    プライム市場
    時価総額155億,赤字
    3カ月前から株価上昇し、配当落ち後にしばらく下げる傾向
    100株保有で1000円カタログの株主優待がもらえる
    (1000株3000円)(3年以上保有で2倍)
  6. ハイレックス(7279)
    スタンダード市場
    時価総額401億
    赤字、底値圏
  7. 神島化学工業(4026)
    スタンダード市場
    時価総額108億
    下げ止まり傾向
    福利(3.47)、4月は40円,10月は20円
株価は、権利月の2か月前から上昇し、権利付き最終日前に下がる傾向があります。10月権利月の株銘柄の場合は、7~8月に仕込むことをおすすめします。

!配当利回りの計算方法の注意点!

配当利回りとは、年間配当金(1株あたり)を現在株価(1株あたり)で割ったものに100をかけた割合です。

年間配当金(1株あたり) ÷ 現在値(1株あたり) × 100 = 配当利回り(%)

配当利回り3%以上の株が「高配当株」に該当します。

しかし、この配当利回りは年間トータルの配当利回りで掲載されることが多いので、必ずしも配当金全額をもらえるわけではありません。

基準日が1回か2回かで、10月末に権利が取れる金額が変わるので注意が必要です。

1年間で配当金がもらえる回数は国内株の場合、年2回の配当が出るのが基本です。

年に2回基準日があり、中間配当、期末配当って2回にわけて配当が振り込まれることが多いのです。

※年1回まとめて配当金を出す企業もあります。

基準日が10月1回の場合は、10/27引けまで保有していれば、年間配当の全てをもらうことができますが、基準日が4月のみの場合は、もらえる配当金0円です。

権利取り配当落ち後に株価が下がることを想定して、「信用売り」取引をする場合も、配当額の確認は必須です。

権利日を挟んで保有していると、配当落ち調整金がかかるからです。

なお、10月配当金が出ない銘柄については配当落ち調整金はかかりません。
今回作成した10月権利の高配当銘柄リストでは、配当利回りは10月基準日該当のみで表示しているのでご安心下さい。配当額と記載してる額から税金を差し引いた額を、実際にもらうことができます!

10月の株主優待おすすめ【10銘柄】

  1. 巴工業(6309)
    100株保有ワインがもらえます!
    時価総額258億
    チャート高いので押し目買い狙い
  2. 学情(2301)
    500株保有3000円分のQUOカードがもらえます!
    時価総額218億
    権利取りに500株保有が必要なため、約70万かかる。
    チャート高いので押し目買い狙い
    権利取り・権利落ちによる株価変動影響少ない
  3. トーエル(3361)
    100株保有ミネラルウォーター10本がもらえます!
    時価総額115億
    10月配当無しのため、クロス取引による配当落ち調整金かからない
  4. ロック・フィールド(2910)
    100株保有1000円分の惣菜券がもらえます!
    時価総額338億
    赤字
  5. 日本ハウス(1873)
    1000株保有スープセットがもらえます!
    時価総額177億
    権利取りに1000株必要なため、約45万円かかる。
  6. ティビィシィスキャット(3974)
    100株保有500円分のQUOカードがもらえます。
    時価総額24.5億
  7. 神戸物産(3038)
    100株保有1000円分のJCBギフトカードがもらえます!
    時価総額8783億
    下げトレンド
  8. ケア21(2373)
    100株保有1000円のQUOカードがもらえます!
    時価総額119億
    減益
  9. HIS(9603)
    100株保有2000円分の旅行券がもらえます!
    時価総額1729億
    配当金0のため、クロス取引による配当落ち調整金がかからない
  10. 正栄食品(8079)
    100株保有自社のお菓子セットがもらえます!
    時価総額724億
    配当・優待取りに向けた株価変動が顕著
    配当落ち後に下げトレンドになる傾向があるので、配当落ち後に信用売りで入るのもあり
    業績悪い、赤字

まとめ

今回は、10月末に権利が取れる高配当株、株主優待銘柄をご紹介しました。

10月おすすめ高配当7銘柄

  1. 泉州電業(9824)
  2. カナモト(9678)
  3. グッドコムアセット(3475)
  4. ファースト住建(8917)
  5. 荻原工業(7856)
  6. ハイレックス(7279)
  7. 神島化学工業(4026)

 

10月おすすめ株主優待10銘柄

  1. 巴工業(6309)
  2. 学情(2301)
  3. トーエル(3361)
  4. ロック・フィールド(2910)
  5. 日本ハウス(1873)
  6. ティビィシィスキャット(3974)
  7. 神戸物産(3038)
  8. ケア21(2373)
  9. HIS(9603)
  10. 正栄食品(8079)

残念ながら、10月権利月の株式銘柄は少ないので、時価総額が低かったり、業績が悪い銘柄も含んでおります。

全てが良い銘柄というわけではありませんが、売買する際に参考にして頂けると嬉しいです。

配当や優待狙いで個別銘柄を購入する際は、今回ご紹介した注意点以外にも、企業業績を確認し、バランスを考えて取引しましょう。

効率よく毎月、配当金がもらえるよう高配当株投資を極めましょう!

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