投資で成功する秘訣は、儲けるではなく「損しない」投資商品を選ぶこと。
投資で成功する為には、「手数料」と「税金」が低い「利率」の良い投資商品を選ぶ必要があります。
お金のための選択肢が多いほど、資産形成の可能性が広がるので、日本に拘らず海外にも目を向けるべきです。
今回のテーマは、運用中の税金等が非課税で利率が高いオフショア投資(海外保険)の特徴としくみです。
日本人の契約を受け付けているオフショア「海外保険」は、4社ですが、その中でシステムがわかりやすく利回りが良いインベスターズトラスト(ITA)を例にご紹介します。
インベスターズトラスト(ITA)のS&P500や確定利回りポートフォリオは、元本確保型です。日本人が求めるニーズを満たす日本には無い魅力がたくさんあるので参考にご覧ください。
1.日本の変額保険の特徴と問題点
保険に関する考え方は、人それぞれですが、保険のプロが共通して主張する意見は、
『死亡や病気に備える目的と貯蓄目的で商品を別にする事が重要』
ということです。
なぜなら、日本の貯蓄型保険、変額保険の運用方法の中身は、主に国債と投資信託であり、大部分を元本保証のある国債で運用し元本を確保、利息部分は投資信託の利益により構成されます。
保険という殻をかぶっているけど、実際は投資信託の中長期運用なので、直接自分で投資信託した方が利益率が大幅に増えるからです。
2.変額保険の特徴と元本確保できるしくみ
投資信託にはもちろん損失リスクがありますよね。
変額保険では、元本と利息が確保されます。
なぜ投資信託により利益を見込むことができるのでしょうか?
生命保険のような中長期定期払いでは、ドルコスト平均法の効力に損失リスクが下がります。
ゆっくり時間をかけることにより、期間満了時には払込保険料に加えて数%以上の利息がつきます。
さらに引き出さずにそのまま置いておくとどんどん増えるという仕組みです。
元本確保型の場合、期間満了時以降は、元本と約束した利息が上乗せされた金額が償還されます。(外貨建て保険の場合は、為替変動リスクあり)
銀行の定期預金や、国債の利率と比べると破格の利回りを得る事できるので老後資金や学資保険の代わりとして人気ですね。
しかし、自分で中長期の投資信託と国債購入をした場合も、同じくドルコスト平均法や福利の効果があります。保険会社の手数料を含まない分、最終利益には大きな差が出ます。
3.変額保険のデメリット
変額保険の注意点は、中途解約です。
中途解約すると、解約料が発生し、解約返戻金が少なくなるリスクがあります。中途解約をした場合に、どの時点から元本割れせず解約返戻金を受領できるか確認しておきましょう。おそらく、かなりの年月が経過した後でなければ、元本割れとなります。もしも毎月の保険料の支払いが厳しくなった場合は、解約をする前に有効な手段がないか保険会社に相談することをお勧めします。
満期まで継続することを決意し、支払遅延せずにコツコツ積立てる場合は、元本と約束利率が確保されます。
払った保険料全額に+〇〇万を加算して受取りできるので、低金利の定期預金や損失リスクがある株や為替より遥かによい資産運用に見えますよね。
一見、何も問題がないように思いますが、これでは資産形成の効率が悪いです。
約20年の長い積立期間があれば、利率の低い国債でも一定の利益がでます。
そして、利率部分の実際の運用は投資信託の利益であり、もしも自分で直接投資していた場合は、1.5倍ぐらいの差が出るからです。
もちろん商品内容や額によりますが、長期間の積立期間のため、受取額に大きな差が出ます。
日本の変額保険では、4~10%ほどの利息が見込める商品が多いですが、長期契約を考慮すると、インフレリスクがあり、1桁台の利息では将来に備えるお金としては不十分です。
4.海外保険の特徴 インベスターズトラスト(ITA)
保険会社が保有する同じファンドを、自分で購入すると、利益は直接全て自分に入ります。
当たり前ですが、保険では保険会社の人件費や維持費、広告料など多額の金額が差し引かれています。
・・・そうは言っても、ファンドの選び方や、どこから買えばよいか難しいですよね。
銀行や証券会社の金融商品には、やはり人件費や維持費など多額の手数料が含まれるからです。
日本の金融機関で取扱う投資信託は、世界一高い手数料と言われています。
ファンドの利益が出たとしても、手数料を差引くとマイナスになる可能性があります。
また、投資信託による利益が出た場合、利益に対して、20.315%の税金がかかります。
収益分配金(定期的に入ってくる配当のようなもの)にも、20.315%の税金がかかります。
5.損失リスクが低い資産運用商品の4つの条件
- 利率が良い
- 手数料が妥当
- 元本割れリスクが低い
- 税金優遇措置がある
上記4点は必ずチェックしましょう。
手数料が安く、元本割れせず、節税できる、そして利率が高く資産を右肩上がりに!
という投資プランがあれば完璧です。
国内には、理想を満たしてくれる投資商品は見つからないので、国外から探す方が手っ取り早いと考えます。
6.海外保険が日本の変額保険よりおすすめな理由
利率が良くて、手数料が妥当で、元本割れリスクが限定的、この条件を満たす保険商品として、該当するのが海外積立て保険です。
日本の変額保険(生命保険)では、その大部分が国債で運用されています。国債の利回りは低いので、なかなか増えません。
海外保険の運用商品は、海外の国債やファンドになるため、利率が高く増えやすい仕組みになります。
さらに、オフショアというタックスヘイブン(租税回避地)を拠点とする場合は、利息、譲渡益、運用中の費用に税金がかかりません。
(決済による実際に利益を受取後に、日本の確定申告で自己申告が必要です。詳しくは別記事にて)
- 海外積立保険の場合、利率が良いので「福利効果」が大きくなります。毎月同じ保険料を積み立てることによるドルコスト平均法の効果も拡大!
- オフショア(タックスヘイブン)拠点の保険会社を選ぶ事で、運用中の税金が非課税になります。
- たとえば、インベスターズトラスト(ITA)社の保険では、元本確保型商品や、日本では販売されていない増やせる可能性が高い魅力的なファンドを組み入れたプランがある
7.海外保険インベスターズトラスト(ITA)のデメリット
ただし、海外保険の場合は、「保険」という名称ですが、実際には投資色が強いので、死亡保障でのメリットはあまりありません。
死亡保障や医療保険と貯蓄をセットにしなければならない理由はありません。
別々に検討した方が良いです。身体に関する保険は、日々良い内容に変化されていますので、数年前の保険と現在の保険では保険金が給付される条件が驚くほど良くなっています!
中長期契約の変額保険や生命保険では、補償内容を「変えられない」デメリットがあるので、身体に関する部分は毎月数千円の掛け捨て保険を推奨します。
保険部分の掛け捨てプランについては、多種多様に存在しますので、ご自身のニーズにある医療保険などを選ぶことができます。
保険会社の競争で、どんどん改良されますので、良い商品が出てきたら、その時に変更できる契約にしておきましょう。
また、海外投資の場合、「為替リスク」が付きまといます。
為替リスクや環境リスクを考慮すると、大きく資産を増やす可能性を秘めた「変動型」商品ではなく安定的に増やす目的の「貯蓄型」商品がおすすめです。
今回紹介する、インベスターズトラスト(ITA)の場合は、変動型と貯蓄型があり、大きく分けると6種類の運用方法があります。
どのような商品特徴があるのか、インベスターズトラストを例に見ていきましょう!
8.インベスターズトラスト(ITA)一括拠出プラン
インベスターズトラスト(ITA)では、一括払いの運用法として、プラチナプラン・確定利回りポートフォリオ・アクセスポートフォリオの3種類があります。
プラチナプランとアクセスポートフォリオは、投資に慣れた方向けのプランです。組み入れ商品を考えるにはアドバイザーへの相談が望ましく、拠出額も高額です。
9.インベスターズトラスト(ITA)定期拠出プラン
エボリューションとS&Pインデックスが日本人に大人気です。実は運用している人が多い商品なのです。
期間が選べる積立タイプであり、毎月3万円ぐらいの積立で運用できます。
エボリューション以外は、元本確保または100%元本確保です。
契約期間を満了すると、元本と利息が返ってくるので、リスクが限定的だと思いませんか。
ハイリスクハイリターンのため、インベスターズトラスト(ITA)エボリューションやプラチナプランなどよりは、安全性を重視した運用内容になるため利率は低めです。
しかし、日本の保険の利率とは雲泥の差が出ます。
将来の備えとして十分魅力的な増え幅なので、専門家にシミュレーションを出してもらうと良いでしょう。
まとめ
今回は、日本の変額保険と比較した海外保険の魅力をご紹介しました。
- 元本と利息を確保される変額保険の運用内容は、国債と投資信託
- 中長期積立期間によるドルコスト平均の威力と福利により利益が出せる
- 貯蓄保険と身体に関する保険は別にする
- 海外保険は利率の高さや税制の違いにより、利益拡大
- インベスターズトラスト(ITA)の元本確保型は安全性が高い
実際の内容は、投資アドバイザーや専門家、海外IFAに相談してみましょう。
具体的な金額を出してもらうとより、どのような増やせるかを理解できると思います。
将来への投資を今日から始める!
早期に計画を開始することで、将来の大きな違いを生みます。 日本版金融ビッグバン以降、海外の投資商品や保険の契約をすることが可能になりました。現在の投資の世界には国境がなく、投資家として様々な選択肢から投資機会を得ることができます。 一つの国だけ、日本だけの投資に縛られる必要はもうないのです。
ご不明点や知りたい内容があれば、是非お気軽にご相談ください。
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