「満期受取金はいくらか?」
「毎月の積立金や返済額はいくらか?」
「どの程度の期間積立てれば目標価格に到達できるか」
このような計算は、リストを見るだけでも頭を使いますので、誰かに作ってもらう事がほとんどだと思います。
でも、自分で簡単に作る方法があることはご存じでしょうか?
エクセルを使って、パソコンやタブレットでいつでも簡単に計算できます。
今回は『エクセル関数を使った保険積立額計算法』をご紹介します★
お金の計算が必要なとき
お金の計算が必要な場面というのは、わたしたちの人生においてたくさんあります。
- 保険の見直し
- 不動産ローン計算
- 消費者金融の残債計算
- 学資保険の積立額
- 年金受取額の計算
毎月の割賦金支払額や定期預金の積み立てなど、ファイナンシャルプランナーやローン会社に詳細なグラフや計画票を作ってもらいますよね。
私もかつては、様々なファイナンシャルプランナーさんやコンサルタントさんにライフプランに適した書類を作成して頂きました。
…しかし、あまりにもツッコミどころ満載なので、信用することができず(´;ω;`)
保険会社のパンフレットと試算表と「保険会社のコールセンター」に問い合わせて、結局のところは自分で判断して最適な商品を探しました。
しかし、シミュレーションなど細かい計算の資料作成は「大変そうだなぁ」と、自分で作る気が起こらず、その部分はFPさんが持ってきてくれる資料を参考にしていました。
計算資料だけお願いして、案内ミスと計算不明瞭な部分は自分で修正して、契約する。
または他にもっとよい商品を自分で探して、その資料作成及び申し込みを依頼するという流れでした。
保険販売のFPが信用できない!
保険契約をする場合には、
- 大元の保険会社に直接申込み
- 仲介会社や代理店を通して申込み
この2つのパターンがあります。
お勤めの会社に出入りしている保険会社の保険レディに勧められて申し込みする場合は、販売会社との直接契約が多いです。
個人がインターネット広告やショッピングモールの入っている「ほけんの〇〇」といった店舗から申し込む場合は、媒介です。
私は職業柄、保険関係の仕事をしている友人が多いのですが、保険営業について明るい話題が全然出ないのが悲しいところです。
「販売している自分は儲かるけど、お客様の立場になると心苦しい」
「顧客にとって良い商品を勧められず、売らなきゃいけない保険しか推奨できない」
「良い商品があっても提案どころか、話題にすらできない」
自分なら絶対に入らない保険を勧めなければならない葛藤があるそうです。
そのため、精神的につらくなり辞める人が多いそうです。
もちろん目標(実質的なノルマ)がつらくて続かない人も多いけれど、それ以外の闇もたくさんあるらしいのです。(詳しくは、後日・・・)
「保険販売の仕事をしてみたい!」と思うのですが、インセンティブやボーナス以外で肯定的な話が聞けないので残念ながら私は販売未経験です。
顧客にすすめてはいけない良い保険商品(保険会社・媒介会社の利益が少ない)や最新の面白い商品を教えてもらって、自分用に探してカスタマイズして保険や証券選びを楽しんでいます♪
さて、さきほどの1・2どちらの場合も、それぞれデメリットがあるように感じます。
「1.大元の保険会社に直接申込み」の場合
「1.大元の保険会社に直接申込み」の場合、漢字系の大手保険会社の優秀営業マンの苦悩が上記です。
(営業成績が良く美しい彼女の年収・ボーナスは驚きの額!、雇用条件が良すぎるので辞められないそうです)
法改正で良い商品が消えていく、会社利益の薄い良い商品を提案できないという葛藤はありますが、その会社だけの保険商品を扱うので、説明と知識は正確です。
提案できる商品数が限られるので、過去の自社取扱商品も含めて正しい案内をしてくれます。
そして漢字系保険会社の保険料は安くないが、いざ不幸があった時に保険金を迅速に給付してくれるという良さがあります。
「2.仲介会社や代理店を通して申込み」の場合
問題なのが「2.仲介会社や代理店を通して申込み」の場合です。
保険代行業は、数多く、競合会社がひしめき合っています。
たくさんの保険会社の多々ある保険商品を取扱います。
日々勉強会が繰り広げられているようですが、正直、覚える時間が足りないそうです。
契約を取りやすいもの、利益が高いものなど、いくつか候補を絞って提案にあたりますが
商品知識が乏しい場合もあり、大事な部分の「誤案内」が多いです。
そして、ミスを指摘しても、勉強不足で認めない。リスクに関する認識がずれている。
など、たまたま私があたった人が悪かったのかもしれませんが。。。
何より、丁寧に作って持参してくれる「シミュレーション」や「比較表」の数字がおかしかったりします。
また、ちょっと条件を変えてみたいという時に、一から作り直してもらうのに気が引けますせんか?
個人面談を依頼すると、断りにくくなるし、気もつかいます。
そこで、自分で積立額や返済額を計算する方法をご紹介したいと思います。
エクセル関数で「定期支払額」を算出
前置きが長くなりましたが、今回はFPに頼らず自分でできる計算方法をご紹介します。
PMT関数(Payment)
積立目標金額に必要な月々の積立額を計算できる
→ 貯蓄型保険など、決まった利率と期間で定期的な貯蓄をする際の定期支払額を計算
■利率
利率を指定
■期間
投資期間を指定(預入回数)
☆利率と同じ時間単位を指定します。
■現在価値
積立済み金額(頭金)
■将来価値
積み立て目標金額
■支払期日
支払いをいつ行うかを指定(預入期日)
※省略した場合は、「0」として処理される
0:各期の期末 1:各期の期首
例)満期受取額10万円・年利0.5%・1年満期の毎月の支払額はいくら?
→利率(月)0.5%/12 期間(月)12回
※財務関数では、受取分はプラス、支払分はマイナスで表示する
エクセル関数で「満期受取額」を算出
つづいて、満期受取額の算出方法です。
FV関数(Future Value)
指定された利率と期間で貯蓄した満期後の受取金額を算出
→貯蓄型保険など、決まった利率と期間で定期的な貯蓄をする際の最終受取額を計算
■利率
利率を指定
■期間
投資期間を指定(預入回数)
■定期支払額
定期的な預入金額
☆利率・期間と同じ時間単位を指定します。
■現在価値
積立済み金額(頭金)
■支払期日
支払いをいつ行うかを指定(預入期日)
※省略した場合は、「0」として処理される
0:各期の期末1:各期の期首
例)毎月1万円・年利0.5%・10年間(120月)貯蓄した際の満期後受取金額はいくら?
→利率(月)0.5%/12 期間(月)120回
※財務関数では、受取分はプラス、支払分はマイナスで表示する
まとめ
私はFPですが、保険募集人資格は取っておらず、保険商品の販売の経験はありません。
しかし、保険会社で働く友人や海外保険・海外証券に精通した友人が多いので、本当に良い商品や営業マンに1申込みあたり600円ぐらいしか利益が出ない、顧客にとって好条件の保険商品を教えてもらっています。
→自分用に探して、カスタマイズして保険や証券選びを楽しんでいます♪
ここでは詳細は語れませんが、興味があるかたは個人的に教えますので。お気軽にご連絡くださいね。
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