「突然病気やケガで働けなくなったらどうしよう!?」
そのように心配になったことはありませんか?
現代社会では、病気やケガ、事故などで突然働けなくなるリスクが誰にでもあります。
収入不足を補填する適切な保険に加入することで、働けなくなった時の経済的な不安を軽減し、安心して生活を送るためのお金が給付されます。
自分に合った保険を見つけることで、将来の不安を減らし、安心感を得ることができます。
しかし、保険の種類や内容は多岐にわたり、どれを選べば良いのか迷うことも多いでしょう。
このブログでは、働けなくなった時に役に立つ7つの保険の種類をご紹介します。
さいごに、筆者がおすすめする保険についてわかりやすく簡潔にまとめています。
保険会社やFPに相談するのは、断りにくそうで不安だと感じている方は、ぜひこの記事をご参考にご覧ください。
1.働けなくなるのリスクとは
働けなくなるリスクは、誰にでも存在する現実的な問題です。
以下に、働けなくなるリスクの具体例を挙げてみます。
病気やケガ:
突然の病気やケガで長期間働けなくなることは、誰にでも起こり得ることです。特に、重篤な病気や大きな事故の場合、治療やリハビリに時間がかかり、その間の収入が途絶えるリスクがあります。
精神的な健康問題:
ストレスやうつ病などの精神的な健康問題も、働けなくなる原因の一つです。現代社会では、精神的な健康問題が増加しており、その影響で長期間働けなくなるケースも少なくありません。
家庭の事情:
家族の介護や子育てなど、家庭の事情で働けなくなることもあります。特に、介護が必要な家族がいる場合、その負担が大きくなり、仕事を続けることが難しくなることがあります。
経済的なリスク:
働けなくなることで、収入が途絶え、生活費やローンの支払いが困難になるリスクがあります。特に、家計を支える立場の人にとっては、経済的な影響が大きくなるでしょう。
これらのリスクに対して、適切な保険に加入しておくことで、働けなくなった時の経済的な不安を軽減し、安心して生活を送ることができます。
※保険料と保険金 ことばの違い
保険料: 契約者が保険会社に支払うお金(掛け金)
保険金: 保険会社から被保険者に支払われるお金
2.働けなくなったときの為の保険
2-1. 就業不能保険
就業不能保険は、病気やケガで働けなくなった場合に収入を補償する保険です。
突然働けなくなるリスクは誰にでもあり、家計を支える立場の人にとっては検討すべきな保険です。
この保険は、一定期間働けない状態が続いた場合に、毎月一定額の給付金が支払われる仕組みです。
就業不能保険は、個人が任意で加入する保険で、民間の保険会社が提供しています。
収入が途絶えた場合でも生活費やローンの支払いに充てることができる点が挙げられます。
また、給付金は非課税であることが多く、税金面でも有利です。
保険料が比較的高額であること、給付開始までの待機期間が設定されていることがデメリットとして考えられます。
自分の収入や生活費を考慮し、必要な給付額を設定することが重要です。
また、給付期間や待機期間も確認し、自分の状況に合ったプランを選びましょう。
保険会社の信頼性や口コミも参考にすることも需要です。
2-2. 傷害保険
傷害保険は、事故やケガによる治療費や入院費を補償する保険です。
日常生活での事故やスポーツ中のケガなど、予期せぬ事態に備えるための保険です。
事故やケガによる医療費をカバーできる点が挙げられます。
また、通院や入院にかかる費用も補償されるため、経済的な負担を軽減できます。
傷害保険は、個人が任意で加入する保険で、民間の保険会社が提供しています。
病気による入院や治療費はカバーされない点が大きなデメリットです。
傷病保険の中には、病気による入院費も保険料を追加することで補償対象にできる場合も多いですが、その分、毎月の支払金額が高くなります。
自分のライフスタイルやリスクに応じた補償内容を選ぶことが重要です。
事故やケガに遭遇する可能性と、保険料の負担のバランスを考えると良いでしょう。
保険金の支払い条件や免責事項も確認し、納得のいくプランを選びましょう。
さらに保険料と補償内容のバランスも考慮することが大切です。
2-3. 医療保険
医療保険は、病気やケガによる入院や手術の費用を補償する保険です。
公的医療保険ではカバーしきれない部分を補うための保険であり、特に高額な医療費がかかる場合に役立ちます。
医療保険は、個人が任意で加入する保険で、民間の保険会社が提供しています。
病気になった時に、入院や手術にかかる費用をカバーできる点が魅力です。
また、先進医療や特定疾病に対する補償も含まれることが多く、幅広いリスクに対応できます。
保険料が高額になることや、特定の条件を満たさないと給付金が支払われない場合がある点には注意が必要です。
特に、数十年前に加入した医療保険の場合、補償対象がかなり少ない種類に限定されている可能性があります。
最近の医療保険で対象となっていたり、無条件の病名なのに、改定前に加入した保険だから対象外になると哀しいですよね。
新しい保険ほど補償内容が充実していることが多いので、見直しを検討した方が良い場合もあります。
自分の健康状態や家族の病歴を考慮し、必要な補償内容を選ぶことが重要です。
また、保険金の支払い条件や免責事項も確認し、納得のいくプランを選びましょう。
さらに、保険料と補償内容のバランスも考慮することが大切です。
2-4. 生命保険
生命保険は、被保険者が死亡した場合に、遺族に保険金が支払われる保険です。
家族の生活を守るための保険であり、特に家計を支える立場の人にとって重要です。
生命保険は、個人が任意で加入する保険で、民間の保険会社が提供しています。
遺族の生活費や教育費をカバーできる点が挙げられます。
また、保険金は非課税であることが多く、税金面でも有利です。
保険料が高額になることや、特定の条件を満たさないと給付金が支払われない場合がある点が挙げられます。
生命保険は種類が多く、保険会社によって特徴が異なります。
毎月の保険料は保険金が高いほど高額になるので、どの程度遺族にお金を残したいかその後の生活を想定して保険金を設定することが大切です。
口コミや評判もよく調べておきましょう。
2-5. 介護保険
介護保険は、高齢者や障害者が介護を必要とする場合に、介護サービスの費用を補償する保険です。
公的介護保険と民間介護保険があり、それぞれの特徴を理解することが重要です。
民間の介護保険には、個人が任意で加入できます。
介護サービスの費用をカバーできる点が挙げられます。
介護施設の利用や在宅介護の費用も補償されるため、経済的な負担を軽減できます。
保険料が高額になることや、特定の条件を満たさないと給付金が支払われない場合がある点が挙げられます。
自分の健康状態や家族の介護歴を考慮し、必要な補償内容を選ぶことが重要です。
また、保険金の支払い条件や免責事項も確認し、納得のいくプランを選びましょう。
さらに、保険料と補償内容のバランスも考慮することが大切です。
2-6. 収入保障保険
収入保障保険は、被保険者が死亡した場合に、遺族に毎月一定額の保険金が支払われる保険です。
家族の生活を守るための保険であり、特に家計を支える立場の人にとって重要です。
働けなくなった場合の生活の安定のために保険金が支払われる保険では無いのでご注意ください。
収入保障保険は、個人が任意で加入する保険で、民間の保険会社が提供しています。
遺族の生活費や教育費をカバーできる点が挙げられます。
また、保険金は非課税であることが多く、税金面でも有利です。
保険料が高額になることや、特定の条件を満たさないと給付金が支払われない場合がある点が挙げられます。
まず自分の収入や生活費を考慮し、必要な保険金額を設定することが重要です。
また、保険期間や保険料も確認し、自分の状況に合ったプランを選びましょう。
さらに、保険会社の信頼性や口コミも参考にすると良いでしょう。
2-7. 失業保険
失業保険は、失業した場合に一定期間収入を補償する保険です。
公的失業保険と民間失業保険があり、それぞれの特徴を理解することが重要です。
失業保険は公的保険の一種で、雇用保険として国が運営しています。
従業員が雇用している企業が加入が義務付けられており、会社と従業員のそれぞれが保険料を負担します。
失業中の生活費をカバーできる点が挙げられます。
また、再就職活動に専念できるため、早期の再就職が期待できます。
保険料が高額になることや、特定の条件を満たさないと給付金が支払われない場合がある点が挙げられます。
自分の職業や収入を考慮し、必要な補償内容を選ぶことが重要です。
保険金の支払い条件や免責事項も確認し、納得のいくプランを選びましょう。
3.自分に合った保険の選び方
自分に合った保険を選ぶためには、以下の5つのポイントを考慮することが重要です。
- リスクの認識
自分が直面する可能性のあるリスクを認識し、それに対する備えが必要かどうかを判断します。
例えば、家計を支える立場であれば、就業不能保険や収入保障保険が重要です。 - 経済状況
保険料を支払う余裕があるかどうかを確認します。
保険料が高額な場合、家計に負担がかからない範囲で選ぶことが重要です。 - 補償内容
保険の補償内容を確認し、自分のニーズに合ったものを選びます。
例えば、医療費の補償が必要であれば、医療保険を選ぶと良いでしょう。 - 保険会社の信頼性
保険会社の信頼性や口コミを確認し、信頼できる会社の保険を選びます。
保険金の支払い実績や顧客対応の評価も参考にすると良いでしょう。 - 保険の組み合わせ
複数の保険を組み合わせて加入することで、リスクに対する備えを強化することができます。例えば、就業不能保険と医療保険を組み合わせることで、働けなくなった場合の収入補償と医療費の補償を同時にカバーできます。
まとめ
働けなくなった時に備えるための保険には、このように7つの保険の種類があります。
それぞれの保険には特徴があり、メリットとデメリットがあります。
- 就業不能保険
病気やケガで働けなくなった場合に収入を補償する保険。収入の補償があるため安心だが、保険料が高額傾向。 - 傷害保険
事故やケガによる治療費や入院費を補償。事故やケガに対する補償が手厚いところが魅力だが、病気による入院費はカバーされない。 - 医療保険
病気やケガによる入院や手術の費用を補償。幅広い医療費をカバーできるが、保険料が高額になることが多い。 - 生命保険
被保険者が死亡した場合に遺族に保険金が支払われる。遺族の生活費をカバーできるが、保険料が高額になりやすい。 - 介護保険
介護が必要な場合に介護サービスの費用を補償。公的保険と民間保険があり、民間保険は保険料が高額になることが多い。 - 収入保障保険
被保険者が死亡した場合に遺族に毎月一定額の保険金が支払われる。遺族の生活費をカバーできるが、保険料が高額になる。 - 失業保険
失業した場合に一定期間収入を補償。失業中の生活費をカバーできることという安心感があるが、受給条件が厳しい場合が多い。
この中で、収入保障保険は、被保険者が無くなった場合に遺族に対して支払われる保険です。
他の6種類は、働けなくなった本人のために保険金が支払われます。
失業保険と介護保険は公的保険ですが、その他は個人が任意に加入できる私的保険です。
任意保険は種類が多く、保険会社や保険の種類によって保険内容は異なり、情報を集めるのも少し手間がかかりますよね。
働けなくなった時のために備える保険は、将来の不安を軽減し、安心して生活を送るための重要な手段です。
自分に合った保険を選ぶためには、リスクの認識、経済状況、補償内容、保険会社の信頼性などを総合的に考慮することが必要です。
このブログを通じて、働けなくなった時に役立つ保険の種類や選び方について理解を深め、自分に最適な保険を見つける手助けになれば幸いです。
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