猛暑の続く毎日、今年の夏は特にエアコンを使う機会が多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、冷房の電気代・・・
冷房・除湿・風量など、どのように設定すれば、最も効率的か気になりませんか?
今回は、気になるエアコンの節電ポイントをご紹介します。
夏の冷房節電ポイント10の内、いくつ当てはまるか要チェック!
冷房・除湿・風量調整を使い分けて、電気代を節約しちゃいましょう!
1.夏の電気代NO.1はエアコン冷房代!?
家庭で使っている電化製品の中で、電気使用量が多い(電気代が高い)ランキングはご存じでしょうか?
夏の電気代が高い家電ランキング1位はエアコンです。
2位:冷蔵庫(約17%)
3位:照明(約6%)
4位:テレビ(約5%)
経済産業省環境エネルギー庁の統計によると、夏の14時、在宅世帯での消費電力は1位のエアコンが家庭の電化製品の使用量の内約58%を占めています。
エアコンは、世帯あたりの年間電気使用量の約7.4%ですが、一年のなかで、まさに今が冷房代が最もかかる時期ですね。
夏は冷房を使う機会が多い ⇒ 消費電力増=電気代高い
消費電力が多ければ多いほど、電気代は高くなります。
だからと言ってエアコンを付けずに過ごすと熱中症の危険性があります。
無茶するよりも冷房代の節電方法を知り賢く省エネすることが大切ですね。
2.「冷房」と「除湿」の選び方
エアコンには、冷暖房機能、除湿機能がありますが、どのように選べば良いでしょうか?
「冷房より除湿のほうが節電できる」
「最新のエアコンでは除湿より冷房の方が安い」
と様々な説がありますが、結論としては、暑い夏は冷房選択で正解です。
冷房機能とは
エアコンの冷房運転では、室外機から室内のエアコンに向かって冷媒が流れます。
冷媒がエアコン内部の熱交換器に到達すると、ファンで取り込んだ室内の空気の熱を吸収。
熱を吸収した冷媒は、室外機に戻り暑い熱を外に逃がします。
室外機内の熱交換器が冷却した空気を、ファンによって再び部屋に放出します。
この循環によって部屋が冷やされます。
除湿機能とは
エアコンが湿度の高い空気を吸い込みます。
エアコン内部に取り込まれた空気は、空気中の水分を除去し、再び部屋に放出します。
この循環によって、湿度が下がります。
<除湿の種類>
- 弱冷房除湿
水分を吸収し、冷却した空気を部屋に放出。弱冷房と同様の効果 - 再熱除湿
エアコン内部に空気を取り込み、空気を冷やして水分を除去した後、温度調整後に部屋に放出。部屋の温度を下げずに湿気を取り除くことが可能。電気代は高い。 - ハイブリッド除湿
取り込んで冷やした空気を部屋の空気と混ぜ、室温に近づけて放出。部屋の温度を下げることなく除湿が可能。部屋の空気によって空気を温めるため消費電力が節約できる
3.エアコンの冷房と除湿、どっちが節電できる?
冷房と除湿の電気代はどちらが安いのでしょうか?
一般的には、前述した冷房・除湿方法のうち、再熱除湿が一番電力を消費します。
冷やした空気を再度温めるため工程が多くより電力を消費します。
温度設定にもよりますが次に冷房、弱冷房除湿とハイブリッド除湿の消費電力は同レベルです。
冷房の目的は、「温度を下げる」と除湿の目的は、「湿度を下げる」のため、シーンによって使い分けますが、電気代で考えると、ハイブリッド除湿・弱冷房除湿が最も安くなるでしょう。
次に冷房。
再熱除湿は電気使用量が高くおすすめできません。
6月~7月の梅雨でじめじめ蒸し暑い時期は、弱冷房除湿が効果的です。
とにかく熱い今の時期は、冷房で温度を一気に下げると良いでしょう。
真夏のエアコンは冷房をおすすめします。
4.1年間にかかるエアコン電気代を計算しよう
エアコン冷房代の計算方法
※消費電力(W)は、エアコンの取扱説明書やカタログでチェックできます。
1年間にかかるエアコン代の計算方法
※期間消費電力量は、エアコンの取扱説明書やカタログでチェックできます。
期間消費電力量の値が小さいほど節電できます。
エアコンを買い替える時は、必ず確認しましょう!
5.エアコン冷房の設定温度は何度が正解?
エアコン冷房の設定温度によって、電力消費量が異なり電気代が変わります。
エアコンの温度を1℃変えると約10%の節電になります。
環境省が推奨するエアコンでの冷房の温度は、28℃です。
28℃、少し暑いなともう少し涼しくしたいと思った時は、下記の方法で体感温度を下げる工夫をしましょう。
6.要チェック!エアコン節電の11項目
【1】エアコン冷房の風向調節してますか?
冷房温度を下げずに、風向・風量調整をすると節電になります。
冷たい空気は部屋の下にたまるので、、エアコンの風向きを上向きにすれば、効率よく部屋を冷やすことができます。
ひんやりした風が感じることで、体感温度が下がり快適になります。足元だけ冷えるという悩みも解消できますね。
【2】サーキュレーター・扇風機を使っていますか?
部屋の下にたまる冷たい空気を、部屋全体に循環させるためには、サーキュレーターや扇風機が効果的です。サーキュレータを使うポイントは、エアコンの下に置くことです。
エアコンの風向、風量調節とサーキュレーターを使うことで部屋全体が快適な空間になります。
【3】こまめなオンオフの切り替えをしていませんか?
エアコン冷房で、最も電力を使うのは、暑い部屋を一気に冷やす時です。
エアコンの取扱説明書に、最大電力、最小電力の表示がありますが、エアコンオンする時にこの最大電力を使うことになります。
一度お部屋が涼しくなれば、その状態をキープするためには、さほど電力は使いません。
室温とエアコン設定温度の差が大きい時ほど、消費電力がかかります。
節電しようと考えてこまめにオンオフをすると、一気に部屋を冷やす最大電力が何度も必要になってしまいます。
30~1時間程度の外出の場合は、エアコンつけっぱなしが正解です。
【4】弱運転にしていませんか?
エアコン冷房は、オンにして一気に室温を冷やす時に、最も消費電力を使用します。
部屋した後に、弱運転やエコ運転にするのは良いのですが、起動時から弱運転はNGです。
弱運転では、部屋を冷やすのに時間がかかるので、長い間高い消費電力がかかってしまいます。
【5】風量自動にしていますか?
風量設定は自動運転が正解です。
弱風、微風に設定すると上記と同じ理由で部屋を冷やすのに時間がかかります。
送風オフはおすすめできません。
送風オンにすることにより、ファンを乾燥させカビの防止、空気の循環効果があるので、できれば送風はオンにしておきましょう。
【6】室外機の周りに物を置いていませんか?
室外ユニットの前に物が置いていると、吸い込み口、吹き出し口を塞いでしまうと、暑い熱が周りに溜まり冷房効果が弱まります。
また室外機の裏面にある網目の部分にほこりやごみが詰まらないよう、定期的にお掃除しましょう。
放置していると冷房機能が弱まるだけでなく故障にもつながるので要注意です。
【7】室外機を日影に置いていますか?
直射日光が当たると、室外機で冷やす時の消費電力が高くなります。
室外機はできれば日影におきましょう。
日よけをするのは効果的ですが、覆ってしまうと吸い込み口、吹き出し口を塞いでしまうのはNGです。
※経済産業省エネルギー庁HPより
【8】エアコンのお手入れはしていますか?
2週間に1回ぐらい、フィルターのお掃除をおすすめします。
汚れが溜まると冷房効果が落ちるだけでなく、水漏れや悪臭の原因になります。
サーキュレーターや扇風機も、同じタイミングでお手入れをお勧めします。
【9】10年以上前のエアコンを使っていませんか?
電化製品は日々進化しています。最新のエアコンは省エネ機能に優れています。
古いエアコンを使っている場合、機能が劣るだけでなく電気代が高くなります。
10年以上エアコンを使っている場合は、電力消費量を比較してみてはいかがでしょうか。
買い換えただけで、大きな節電効果になるかもしれません。
【10】電力会社のプランを見直す
電力会社によって様々なプランがあります。
日中の電気代が安い、又は高いプランや基本代が無料のプランがありライフスタイルにあった内容を選びましょう。
電気とガスのお得なセットも人気があります。
電力会社を変えても、同じ送電網を使うので電気の質は変わりません。
【11】長期不在時はプラグを抜く&帰宅したら窓を開放して熱気を放出
旅行や出張など、数日間でかけるときは、プラグを抜いておきましょう。
帰宅時に熱気が起こっている場合は、窓を開けて空気を入れ替えた後に、エアコン冷房をオンにしましょう。
一度空気を入れ替え熱を逃がしてから、冷房を使うと節電になります。
まとめ
エアコン冷房節電のポイント
- エアコンの冷房と除湿、暑い夏は温度を一気に冷やす冷房が効果的
- 自動運転、風量調節を使う
- 扇風機やサーキュレーターを利用して、部屋全体に冷たい空気を循環させる
- エアコンや室外機を定期的に掃除する
- 古いエアコンは買い替え・電力会社変更を検討
今回は夏のエアコン冷房代の節電方法をご紹介しました。
エアコン冷房を賢く使えば、涼しく快適なおうち時間が過ごせますね。
頭をすっきりさせて、資産運用や不動産投資にも取り組んでみてはいかがでしょうか。
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