【2021年版】手数料が安いおすすめ海外送金サービス4社を徹底比較!

ライフハック

外国からビジネスで商品を買い付けしたり、家族に国際送金する際、海外送金(国際送金)には結構な手数料と日数を要します。

ビジネスでも個人間でも海外送金といえば、銀行を利用する方が大多数です。

しかし、銀行で海外送金(国際送金)すると思いのほか手数料が高額で、少額を送金する場合には躊躇したくなりますよね。

銀行の中でも、海外送金(国際送金)の手数料を比較すると各行で差がかなりあります。

大手銀行の三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行では1万円前後の手数料がかかることも少なくありません。

また、銀行の窓口で海外送金を申し出ると、書類手続きに時間がかかり、実際の送金から着金までに1週間程度の日数がかかります。

海外送金(国際送金)に関して、法改正により2015年以降に銀行以外の海外送金サービス会社(資金移動業者)が出現しました。

海外送金サービスは日々変動しています。

今回は2021年おすすめ海外送金サービスについてご紹介します!

今回は、「手数料」「時間」「手続き」の問題点を解決できる、4つのおすすめの海外送金(国際送金)サービスをピックアップしています🎵

スポンサーリンク

1.海外送金(国際送金)手数料を節約したい!

手数料税金は資産として残りません。消えてしまうお金です。

高い手数料を払えば、迅速・簡単・安心な優良サービスの提供を受けられるのなら良いのですが、サービス内容が変わらない又は劣る場合は、極力手数料を抑えるべきです。

私はかつてアメリカから個人輸入していた頃がありました。

頻繁に海外送金(国際送金)するので、銀行以外の海外送金サービス会社を利用してました。

当初、三井住友銀行の窓口に国際送金を申請しに行くと、10万円の送金額に対して、提示された手数料が約9,000円でした。

「高っ!」と感じ、他の銀行と比較したいと窓口の行員さんに伝えると、「他の銀行の手数料も同等ですよ」と言われました。

確かに他の銀行も同等だったので、送金手数料が最も安いとゆうちょ銀行の窓口を利用しました。

当時の送金手数料は2,500円

何度かゆうちょ銀行を利用しましたが、小さい郵便局では手続き出来ないので、毎回集配局まで行くのが大変な為、SBIレミットに変更しました。

当時は窓口に行く必要はあったウエスタンユニオンは、手続きが簡単なので併用しました。

ヨーロッパアジアへの海外送金(国際送金)ではウエスタンユニオンアメリカは当時対象外だったので、SBIレミットを利用していました。

海外送金(国際送金)のルールや手続き方法は、各社異なります。

システムを理解するのに苦労しましたが、手数料は銀行より割安で満足してスムーズに送金、輸入ができ満足でした。

転職して以来、海外送金(国際送金)を利用する機会が無くなりましたが、このたび海外投資を頻繁にする事になった為、最新の海外送金(国際送金)について調べてみました。

すると、かつて安いと思っていたゆうちょ銀行や海外送金サービスには、為替レートによる上乗せされた手数料が多く含まれており、割安とは言えない事実が判明しました。

現在は2011年以降に誕生した新しい優良な海外送金サービスも存在します。

ビジネス以外では、留学しているお子様への学費の仕送り、海外移住の費用などで国際送金が必要になる場合がありますよね。

海外送金(国際送金)の手続きは、とにかくわかりづらく着金までの時間や手数料が取られるので苦手なかたが多いのではないでしょうか。

海外送金(国際送金)にかかる「日数」「手数料」「注意点」と「おすすめの海外送金サービス会社」を徹底比較しているので、調べる時間が無い方は是非ご参考になさってください。

2.銀行の海外送金にかかる手数料が高い理由

銀行による海外送金(国際送金)は、そもそもなぜ着金までに日数と高額の手数料がかかり、様々な書類が必要かご存じでしょうか?

その理由は、銀行の海外送金の仕組みにあります。

銀行による海外送金の場合、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)を介して送金されるために、時間がかかり、多くの手数料が請求されます。

SWIFTとは「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication」の略語です。

海外の銀行同士には、つながりがない(コルレス契約が無い)ことがほとんどです。

そのため、海外送金の際に、金融情報のやりとりが必要となり、銀行はSWIFTと呼ばれる国際的な銀行のネットワークを利用します。

世界中の金融機関が金融情報(電子信号)を、SWIFTの標準化された通信フォーマットを利用して大量の決済業務等を行っています。

複数の中継銀行を経由する場合は、時間や手数料が多くかかります。

気になる方は各銀行のホームページの海外送金・国際送金・海外仕向送金のページを確認してみましょう。

3.海外送金・国際送金・海外仕向送金の違い

海外送金国際送金海外仕向送金、言葉の意味に違いはあるのでしょうか?

海外送金国際送金同じ意味です。

仕向送金とは「自分から相手へお金を送ること」を言います。

つまり、海外仕向送金は「海外の相手へ送金すること」を意味します。

ちなみに自分が海外から受取る場合は、海外被仕向送金と言います。

4.海外送金(国際送金)の手数料の種類

海外送金(国際送金)の手数料には5種類あります。

  1. 送金手数料
  2. 為替手数料
  3. 受取手数料
  4. 中継銀行手数料
  5. リフティングチャージ料

一つずつ順番に見ていきましょう!

送金手数料

送金銀行に支払う手数料です。

銀行・海外送金サービス会社ともにわかりやすく表示しています。

比較サイトやランキングサイトも多数あり、容易に手数料の比較ができます。

為替手数料(スプレッド)

市場為替レートと海外送金レートとの差額です。

銀行でも証券会社でもない私達一般人は、市場為替レートで外貨へ両替することはできません。

各銀行や海外送金サービス会社が独自に設けている為替レートで両替します。

送金額が多くなると、スプレッドの効果により手数料が高額になります。

また銀行の場合、外貨預金の為替レートよりも海外送金の為替レートは割高になっています。

受取手数料

受取銀行が送金額から差引く手数料です。

無料の場合もあります。

中継銀行手数料

送金銀行と受取銀行間に契約が無い場合に、仲介する中継銀行に支払う手数料です。

金額は通貨・送金額によって異なります。

事前に正確な額を確認できず、中継銀行を複数経由する場合はその分高くなります。

リフティングチャージ料

日本円のまま海外送金する場合など、両替せずに同一通貨を送金する場合に発生する手数料です。

外貨のまま送金する場合だと、リフティングチャージ料は不要だったり、取り扱いが無いことがあります。

送金手数料は、定額です。

各銀行や海外送金サービス会社が公表しているので、わかりやすいです。

しかし、その他の手数料はわかりづらい隠れコストとなります。

特に大手銀行のトータルコストは高くなりがちなので、海外送金(国際送金)をする前に必ず確認しましょう!

送金手数料 送金銀行に支払う手数料
為替手数料 通貨両替時に銀行独自の為替レートに含まれる手数料
受取手数料 受取銀行に支払う手数料
中継銀行手数料 中継する銀行が徴収する手数料
リフティングチャージ料 両替せずに同一通貨を送金する場合の手数料

5.銀行による海外送金の流れ

  1. 送金人が送金銀行に為替手数料が上乗せされた送金額と送金手数料を支払う
  2. 送金銀行と受取銀行に契約が無い場合、中継銀行を介し中継銀行手数料を支払う
  3. 受取銀行が受取手数料を差引いた送金額を受取人に支払う

6.国際送金にかかる所要日数

  • 銀行の場合・・・約1週間
  • 海外送金サービス会社の場合・・・即日から

このように、海外送金での所要時間は銀行と海外送金サービス会社でかなり差が出ます。

ビジネスの場合、相手方の送金受領後でなければ商品を発送してもらえないという契約の場合は、早急に送金を完了したいですよね。

しかし、どうしても1週間前後、不備があればそれ以上の時間がかかります。

私のように海外投資の為の入金や商品買い付けが目的の場合、「クレジットカードを使えばいいのでは?」と思いますよね。

はい、カード決済が可能であれば、クレジットカードを利用するのが手っ取り早く簡単です。

しかし、クレジットカード決済の場合も独自の為替手数料が上乗せされるので、本来の価格より数パーセント上乗せしての決済となります。

少額なら良いのですが、金額が大きい場合は大きな手数料となります。

海外旅行に行った時に買い物や食事で使ったクレジットカードの利用明細を見ればわかるのですが、クレジットカード会社によって手数料は異なり、意外と高くて驚きます。

現地で両替した為替レートとクレジットカードの為替レートが異なりショックを受けたこともありました。

簡単で何となくオトクなイメージで使っているクレジットカードは意外と為替手数料が高いです。

高額を国際送金にする場合は、送金手数料よりも為替手数料に注目して海外送金サービスを選ぶことが、手数料を安く抑えるコツです。

7.手数料が安い海外送金(国際送金)の選び方

  1. 手数料(送金手数料・中継手数料・受取手数料)を確認
  2. 為替レートを確認
  3. 受取までの所要日数を確認
  4. 手続き方法必要書類を確認

この中で「2.為替レートを確認」が最も重要です。

銀行や海外送金サービスは、市場の為替レートに手数料を上乗せしています。


・市場為替レート
1ドル100円
・為替手数料
A銀行【2円】
B海外送金サービス【1円】
C海外送金サービス【0円】上記の条件で5,000ドル送金する場合A銀行 ⇒ 102×5000=51万円(為替手数料1万円)B海外送金サービス ⇒ 101×5000=50万5千円(為替手数料5千円)C海外送金サービス ⇒ 100×5000=50万円(為替手数料0円)

為替手数料だけで1万円の差が出る

金融機関によっては、為替手数料を公表していない場合もあるので必ず確認しましょう。

送金手数料だけを見て安いと感じても、為替レートが高ければ割高になります。

すべての手数料を合計して、どのサービスが一番良いか見極めましょう。

8.おすすめ海外送金(国際送金)サービス4選

8-1.TransferWise

私のイチ押しはTransferWiseの海外送金(国際送金)です。
  • TransferWiseは、国内送金を活用しているため、送金のスピードが迅速
  • リアルタイムの為替レートを使用しており、為替手数料が上乗せない
  • 中継手数料も基本的には発生しない
  • 手数料は送金額や為替レートにより異なります。
  • 着金までの所要時間は、通常1~2営業日で着金

TransferWiseは、2011年にイギリスロンドンで創業した送金サービス会社です。

速さ・安さの理由は、銀行でのSWIFTというしくみとは異なり、各国や地域にTransferWiseの銀行口座を持つことで国内送金を利用しているためです。

銀行での海外送金では相手方の最終受取額を事前に把握しにくいですが、TransferWiseの送金前のシミュレーションを利用すれば、受取額を事前確認可能です。

銀行以外の海外送金サービス会社では、TransferWiseと同様、受取手数料や中継手数料がかからない場合が多いですが、為替手数料がかからないサービスは少ないです。

総合的に判断して、第一候補です。

8-2.楽天銀行

日本の銀行では、手数料が一番安い!簡単!
  • 楽天銀行の送金手数料は、一律750円!
  • 中継銀行手数料は一律1,000円!
  • 銀行の海外送金(国際送金)にこだわる場合は、楽天銀行がおすすめ!
  • ただし為替手数料はかかるので、事前に為替レートを要確認

楽天銀行での海外送金

  1. 楽天銀行口座を開設
  2. インターネットバンキングのウェブページから海外送金の申し込む
  3. IDとPWが届き、インターネット上から海外送金できる

8-3.PayPal(ペイパル)

少額を繰り返し海外送金する場合におすすめです!
  • 個人間送金、オークション、海外ショップから購入に
  • 送金手数料は、一律499円!
  • 即日送金完了!
  • 個人での高額の海外送金はできない
  • 為替レートは高め(4%)
  • インターネット上での事前登録とEMAILアカウントが必要
  • 受取人の銀行口座の登録
  • 銀行口座受取の場合- 3~6営業日以内に受取人銀行口座へ入金

8-4.WesternUnion(ウエスタンユニオン)

受取人の銀行口座が無い場合などに最適です。
  • 取扱い店舗からの送金、受取りが可能!
  • 銀行口座受取の場合…3~5営業日以内に受取人銀行口座へ入金
  • 店舗で現金受取の場合…数分で送金

WesternUnionでの海外送金

  1. セブン銀行の口座開設
  2. マイナンバー情報を電話か郵送で連絡
  3. インターネットバンキングを利用し、WesternUnionの銀行口座へ入金(コンビニや郵便局からも入金可能)

9.こだわりがなければ「TransferWise」がオススメ!

海外送金(国際送金)について銀行と海外送金サービス会社で比較すると、手数料や要する時間に大きな差が出る事がわかりました。

私が過去に海外送金を頻繁に行っていたのは、2011~2014年です。

2015年以降に資金移動業者(海外送金サービス会社)が増え、安くて良質なサービスが利用可能になりました。

海外送金の選択肢が増えたことは本当に喜ばしいです。

もちろん優良でない海外送金サービスもあるので注意が必要です。

一方、未だに銀行の海外送金に関する手数料は複雑でわかりにくく、手数料が上がった銀行も見受けられます。

優良な海外送金サービス会社では、送金額を補償しているので安心です。

どうしても銀行への信頼性で選びたいというこだわりがなければ、「TransferWise」をおすすめします。

「手数料」とは消えてしまうお金なので、安ければ安いほど良いし、着金、相手方の受取までに余計な時間がかかる心配がほとんどない所が魅力です。

銀行の窓口から海外送金の手続きをする場合は、手続きが本当に大変で窓口の行員さんにも申し訳なく感じます。

後から不備が判明した時は、本当に最悪です。

また実際に受取人が受け取るまで受取手数料や中継手数料が決定しないので、ビジネスの場合、金額不足になる可能性もあります。

まとめ

・すぐに海外送金したい!受け取ってほしい! → WesternUnion・PayPal
・なるべく手数料を抑えて節約したい! → TransferWise
・手続きを簡単にしたい! → TransferWise・楽天銀行
・受取人銀行口座が未開設 → WesternUnion・PayPal

海外送金(国際送金)における手数料には、送金手数料・為替レート(為替手数料)・中継手数料・受取手数料の4種類があります。

海外送金サービス会社では、中継手数料と受取手数料がかからないことがほとんどです。

総合的に比較すると、銀行より海外送金サービス会社がおすすめです。

特に送金手数料が安く、為替手数料・中継手数料・受取手数料がかからない「TransferWise」が一押しです!

近年、さらに安い新しいサービスが誕生しているようですが、すでに定着してい「TransferWise」は、送金額保証や送金額シミュレーションが可能で信頼できます。

海外留学や海外移住で海外送金が必要になった時には、「TransferWise」の海外送金(国際送金)を検討してみてはいかがでしょうか。

そして、資産形成・資産運用をする上でも、優良な投資を見つける事と同じぐらい大切なことが手数料や税金の確認です。

外貨での海外投資の場合は、手数料と節税効果の確認を怠ってなりません。

海外送金や海外投資は複雑でわかないとお悩みの場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

無料で相談対応させて頂きます。

スポンサーリンク
ライフハック
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
資産づくりFP相談室をフォローする
スポンサーリンク

コメント