収益物件の選定に関しての成功の要となるのは、投資エリアの選び方です。
2025年の万国博覧会開催地が決定し、「大阪」は最も注目される都市の一つです。
今後ますます人口増加・発展が予想され不動産投資の候補にもできると思われます。
今回は大阪と不動産投資についてお話します。
不動産投資における「大阪」の魅力と将来性
大阪での不動産投資を検討する上で、メリットとのなるのが下記4点です。
- インバウンド需要・人口増加
- 単身世帯割合の高さ
- 大阪再開発、新線による益々の人口増加
- 大阪万博開催に向けての発展
インバウンド需要・人口増加
インバウンド外国人需要といえば、東京オリンピック開催予定の「東京」ですね。
そして、「大阪」ではないでしょうか。
大阪市内、心斎橋から難波にかけての商店街は連日外国人観光客で賑わい、民泊用ホテルも急増しています。
都道府県別訪問率でも大阪が常に上位です。
中国人・韓国人の爆買いが印象的ですが、今や東アジア以外の様々な国から観光客が訪れています。
インバウンド観光都市となった大阪は今後も外国人向けサービスが向上し、人口増加が見込めると思われます。
外国人の人気が高い都市と言えば、東京・京都ですが、今や大阪は急成長に世界中から注目を集めています。
外国人の増加は観光事業に留まらず、経済全体が潤い、不動産価値も向上します。
不動産投資でエリア選定する上で、人口変動率を重視すべきです。
人口が右肩上がりに増加している大阪は、まさに理想的な優良エリアです。
人口増加に伴い、分譲、賃貸ともに需要が増えるため、安定した入居率を予想できます。
逆に言えば、人口減少している地方での不動産投資は物件価格が安価だったとしても、大変難しくなります。
単身世帯割合の高さ
大阪市内は、単独世帯が多いというところも注目です。
ワンルームマンション不動産投資の収益物件は、単身者が入居者となります。
経済中心の北区をはじめ、若者の街としても人気の高い中央区、浪速区、西区は、一人暮らしの賃貸物件が人気です。
大阪再開発、新線による益々の人口増加
うめきた再開発エリア
連日ニュース配信される「大阪再開発」「新線」は、大阪市民にとって心躍る明るい話題です。
着々と進む大阪大規模再開発は、大阪の経済発展や雇用拡大はもちろんのこと不動産投資としての物件価値の向上が期待されます。
JR大阪駅北側の約24ヘクタール「うめきた再開発事業」は、「うめきた1期」で既に「グランドフロント大阪」が竣工済みです。
残りの17haについては「うめきた2期」として現在、開発事業が行われており、2024年に完成予定となっています。
緑豊かな都市公園・商業施設・企業・ホテル・オフィス・住宅などが建設予定です。
利便性豊かな一等地にできる新たな都市が、どのようなものになるか非常に楽しみですね。
JR大阪駅・阪急梅田駅・阪神電車梅田駅・大阪メトロ線(地下鉄)梅田駅、そして新駅「なにわ筋線 大阪駅」が、うめきたの地下に開設予定です。
新線-JR・南海なにわ筋線エリア
「JR」と「南海」の共同事業として生まれる新線は、2031年完成予定です。
うめきたの地下・JRなんば駅・南海新今宮駅を結ぶ新線は、関西空港からの移動にも大変便利です。
不動産投資として今後リサーチすべきなのは、このなにわ筋線の途中駅周辺です。
「中之島」「西本町」「新難波」を中心に全ての新駅の周辺を検討しましょう。
まだ値上がりしきっていない中古物件が狙い目です。
大阪万博開催に向けての発展
大阪万博の会場となるのは「夢洲(ゆめしま)」です。
大阪市民でも「夢洲?どこ?」となりますが、夢洲は大阪北港にある島で「ユニバーサルスタジオジャパン」の近くです。
現在は、非常にアクセスが難しく鉄道利用ができません。
大阪万博開催地となることで、鉄道新駅が期待されます。
JR西九条駅が発駅のJRゆめ咲線の延伸が予定されています。
不動産投資エリアとして、JRゆめ咲線の既設駅「西九条」「宇治川口」です。
このエリアは大阪駅から比較的近いにも係わらず、非常にリーズナブルです。
安い理由は「海から近く地盤が良くない」「地震や津波の影響を受けやすい」等です。
災害時のデメリットはあるものの、今後の発展と価格を総合的に見た時にやはり割安感があり十分候補になり得ます。
まとめ
投資エリア大阪の人気理由4つ
- インバウンド需要・人口増加
- 単身世帯割合の高さ
- 大阪再開発、新線による益々の人口増加
- 大阪万博開催に向けての発展
大阪市内は、既に地価が高騰、不動産投資の利回りも水準が下がってきています。
土地、物件価格が高止まりしており、割安感がなくなっております。
しかし、東京と比べるとまだまだ伸びしろがあります。
その中でも、優良物件を探せるかどうかがとても重要なのです。
コメント