高配当、優良な株主優待で定期的なインカムゲインを求める方に、2022年7月に権利獲得できる株銘柄をご紹介します!
株価の乱高下が激しい昨今ですが、株価上昇局面では、権利獲得月の高利回り銘柄や株主優待銘柄に買い注文が集まることが予想できます。
7月権利銘柄は少なく、選択肢は少ないので、早めのリサーチがおすすめです。
今回は、7月権利の高配当株と株主優待銘柄のランキング形式でまとめました。
毎月、株の配当金が入ってくるようなポジションにしたい方や、クロス取引に挑戦したいと思っている方は参考にして頂けると嬉しいです。
1.7月高配当銘柄ランキングベスト15
それでは、本日2022/5/29現在の株価により、7月権利月の高配当銘柄&クロス取引推奨銘柄をご紹介します!
1月が決算、7月中間配当の銘柄もあるので、今回は7月配当分についての配当利回りを計算し抽出しました。
東証の配当利回りの平均は2%前後のため、7月のみで2%を超える株銘柄は高利回りと言えると思います。
日々の株価変動によって、配当利回りは変わります。
実際に売買する前に、最新の配当利回りをチェックすることをおすすめします。
2.7月優待クロス銘柄の在庫状況
6月が権利確定の株主優待をもらうには、6月28日(火)までに優待クロスを行う必要があります。
- 7月27日(水)・・・権利付き最終日
- 7月28日(木)・・・権利落ち日
- 7月29日(金)・・・権利確定日
権利付き最終日7月27日迄に、クロスを完成すると優待権利を獲得できます。
ぎりぎり7月27日に優待クロス完成、7月28日に決済(現渡し)できれば、金利等のコストが最も安くなりますよね。
しかし、人気の高い株主優待銘柄は、権利最終日に向けてどんどん在庫が減っていきます。
一般信用売り在庫の確保が難しいので、在庫があるうちに、コストが低い証券会社でクロス取引を行えると良いですね。
優待クロスを行うには、まず一般信用売り在庫の有無の確認が必要です。
7月に関しては、クロス取引できる株式銘柄が非常に少ない為、2か月前の現在でも推奨できる銘柄がありません。
一般信用売り在庫がある場合も、今からではコストが高く、株主優待価値よりもコストが高くついてしまう恐れがあります。
3.7月株主優待おすすめ5銘柄
それでは、7月権利月のおすすめ株主優待銘柄をご紹介します。
是非、参考になさってください(^^)
第1位:稲葉製作所(3421)
第2位:オーエムツーネットワーク(7614)
第3位:モロゾフ(2217)
第4位:総合商研(7850)
第5位:Letech(3497)
※尚、当ランキングでは、最低保有期間の制限があり、今から新規で株式取得したとしても、株主優待を取得できない銘柄は除外しています。
優待クロスを狙う場合は、配当落ち調整金についても、考慮しておきましょう。
配当金が高い場合は、思わぬコストがかかる場合があります。
また、最低購入額と優待内容をしっかり確認する必要があります。
第1位:稲葉製作所(3421)
- 100株以上、300株未満の株主:オリジナル図書カード(1,000円相当)
- 300株以上の株主:複数の地域特産品・オリジナル図書カードの中から1品選択(3,000円相当)
毎年7月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上の株式を保有株主に、次の株主優待を実施しています。
第2位:オーエムツーネットワーク(7614)
- 自社取扱商品
- 「アウトバックステーキハウス」で使える優待食事割引券
- 500株以上の株主 :上記1、2 いずれか3,000円相当
- 1000株以上の株主:上記1、2いずれか5,000円相当
第3位:モロゾフ(2217)
100株(1単元)以上ご所有の株主へ2000円相当の自社商品または優待券5冊
※優待券の使用期限は、翌々年5月31日
※優待券は指定店および通信販売で優待券1枚につき割引前本体価格1,000円までの現金購入、飲食に対して20%を割引きとなります。
モロゾフオンラインショップでの優待割引
- 年4回、20%割引で購入可能
- 1回当たりのご利用上限額は割引前本体価格10,000円
※利用可能期間は、11月1日から翌年10月31日まで
※割引前本体価格7,000円以上の場合は、送料無料になります
※モロゾフオンラインショップ以外のインターネットショップでは優待割引は利用できません。
▼モロゾフオンラインショップ
http://shop.morozoff.co.jp/
第4位:総合商研(7850)
毎年7月31日現在の株主名簿に記載または記録された1,000株以上の株式を保有株主に、次の株主優待を実施します。
- 自社商品又は北海道の特産品のお届け(3,000円相当)
- 年賀状印刷の期間限定早期受付割引サービス(通常料金から30%の割引)
第5位:Letech(3497)
- 200株 4,000円相当(4,000ポイント)
- 300株 8,000円相当(8,000ポイント)
- 400株 10,000円相当(10,000ポイント)
- 500株 15,000円相当(15,000ポイント)
- 600株 20,000円相当(20,000ポイント)
- 700株 30,000円相当(30,000ポイント)
- 800株 40,000円相当(40,000ポイント)
- 900株 50,000円相当(50,000ポイント)
- 1,000株 60,000円相当(60,000ポイント)
- 2,000株 100,000円相当(100,000ポイント)
4.優待クロスの忘れがちな注意点
- 優待価値が、コストを下回っていませんか?
- 換金価値が高い又は利用しやすい優待内容ですか?
- 配当金額は確認しましたか?
クロス取引には、信用取引、現物取引の売買手数料、金利(信用売り)、貸株料(信用買い)、証券会社によっては、現渡手数料や株式銘柄ごとのプレミアム手数料がかかる場合があります。
株価の高い銘柄は、株価に比例して手数料も高くなるので、想像以上に高いコストが必要になるかもしれません。
クロス取引しようと思っている銘柄が、取引注意喚起銘柄になる予定はありませんか?
筆者が今年3月にクロス取引をしようとしていた銘柄は、株式交換のため取引規制がかかり、現渡ができませんでした。また信用買い注文を現引きにすることもできませんでした。
また、信用売り又は現物買いのみを行い、反対売買し忘れたり、権利落ち日に現渡し忘れたりとうっかりミスも注意しましょう。
まとめ
今回は、2022年7月末権利確定の高配当銘柄15選&株主優待クロス銘柄おすすめ5選をご紹介しました。
優待内容・おすすめの理由をご覧頂き、優待クロスで銘柄選びに悩んでいる方に参考にして頂けると嬉しいですニコ
第1位:明豊エンタープライズ
第2位:ティーライフ
第3位:ウエスコHD
第4位:プラネット
第5位:日本駐車場開発
第1位:稲葉製作所
第2位:オーエムツーネットワーク
第3位:モロゾフ
第4位:総合商研
第5位:Letech
株主優待銘柄を選ぶポイントは、近くにお店があるなど自分で実際に使える優待であること。そして優待クロス銘柄のポイントは、一般信用売り在庫があることです。
高配当株、優良株主優待株は、権利落ち日に株価が急落するリスクがあります。
優待権利日までの値上がり益を狙うか、配当や株主優待をもらうか、目的を定めて冷静なトレードしましょう。
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