「人気の仮想通貨をやってみたい!」
「なんだか難しそうだし、怖いイメージがあって不安だなぁ」
と思っている方はいませんか?
私も少し前までは、仮想通貨はよくわからないし、投機的なイメージがありました。
しかし、やり方を理解すれば、とても簡単!
初心者でも簡単にビットコインを始めることができます。
今回は仮想通貨の基本と売買方法を解説するので、ビットコインやアルトコインに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
1.仮想通貨とは
仮想通貨、暗号資産って結局何かよくわからないと感じる方もいるのではないでしょうか?
仮想通貨とは、インターネット上での取引など電子データのみでやりとりされる通貨です。
デジタル通貨(digital currency)と呼ばれます。
仮想通貨(暗号通貨)とは、分散型台帳(ブロックチェーン)という仕組みで管理されています。
国家ではなくブロックチェーンを介して発行、管理されています。
その価格は、投資家たちの合意によって決まります。
仮想通貨には、ビットコイン、イーサリアム、リップルなどたくさんの種類があります。
1-1.仮想通貨のメリット
仮想通貨は取引時間に制限はありません。
24時間365日取引できるので、平日投資ができない会社員の方も利用できるので、人気が高まっています。
株式は平日の日中、FXは市場が開いている時間帯に限定されますが、仮想通貨は取引時間に拘束されずに売買できるところが魅力です。
また、最低500円からなど、少ない金額で始められるところもメリットです。
株式は通常1単元100株単位の売買のためまとまった資金が必要となります。
お小遣い程度の金額から始められる仮想通貨は、初心者にもおすすめです。
仮想通貨は国境を超えて利用できます。
最も流通しているビットコインは、今回のウクライナ問題でさらに注目され、現在連日高騰しています。
国家や銀行を通さず、送金できるビットコインは、非常事態に使える手段となっているようです。
1-2.仮想通貨のデメリット
仮想通貨には、円やドルなど各国が発行、価値の保証を行う法定通貨と異なり、国家による法的効力はありません。
仮想通貨は、株式や債券のように裏付けとなる資産も存在しません。
国が発行した通貨を電子化した電子マネーとは、全く違います。
2.仮想通貨の始め方
ビットコインなど、仮想通貨を始める方法は、いたってシンプル。
口座開設 → 日本円入金 → コイン購入
仮想通貨取引所の口座開設をする際には、下記の本人確認書類(いずれか一つ)が必要になるので準備しておきましょう!
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
必要書類が準備できたら、インターネットから口座開設申請をしましょう。
個人情報を入力し、本人確認書類をアップロード、顔写真を撮影します。
後は、審査結果を待つだけです。
口座が開設したら、日本円を入金し、ビットコインなど仮想通貨を購入、売却すれば良いだけです。
仮想通貨取引会社によっては、最短即日、1時間後から取引可能です。
3.仮想通貨取引会社の選び方
仮想通貨を取り扱う業者は、国内外に多数ありますが、安心して取引できる会社をしっかり選びましょう。
下記3つがチェックポイントです。
- 時価総額
- 発行元の信頼性
- 企業・金融機関などとの提携具合
3-1.仮想通貨のおすすめ取引所ランキング
3-2.仮想通貨の購入方法(Coincheckの場合)
Coincheckでの購入方法は、「販売所形式」と「取引所形式」があります。
取引所形式:ユーザー同士で仮想通貨を売買
簡単に始めたいなら、販売所形式がおすすめです。
日本円でいくら購入するか金額を指定して購入するだけ、シンプルな操作です。
仮想通貨を売却する流れも、購入方法とほぼ同じです。
サイドメニューから「コイン購入」ではなく、「コイン売却」に進めばOKです。
4.初心者が気を付けるべき仮想通貨のリスク
ボラティリティ
仮想通貨は、株や為替市場に比べて相場が変動が大きい特徴があります。
仮想通貨ユーザー間で、仮想通貨の価値が決まるため、歴史が浅く共通認識が乏しいため乱高下しがちです。
資産を一つの仮想通貨に集中せずに、複数の通貨に分散投資することをお勧めします。
株、債券、外為でも同じですが、分散投資はリスクを軽減させる効果があります。
例えば、人気が高いビットコインのみに資産全額投資すると、急落時に大幅に落ち込むことになります。
大きな損失が出ると、仮想通貨は怖い、資産運用は危険と撤退につながりますので、長く少しずつ利益を増やしていくためには少額から分散投資が良いと思います。
大きな利益を出すより、リスクを最小限にまで抑えながら、少しずつ資産を増やすことを優先しましょう。
取り扱い通貨数が最も多いCoincheckは、その意味でもお勧めです!
システムトラブル
インターネットを利用したデジタル通貨である以上、サーバーダウンやシステムトラブルリスクが伴います。
リスクを避けるためには、複数の取引所を利用できるようにしておきましょう。
上記で紹介している、主要な仮想通貨取引所の口座を複数開設しておきましょう
ハッキング
仮想通貨では、ハッキングや不正アクセスによる資産流出も心配ですね。
国内の仮想通貨取引所を使うようにしましょう。
国内仮想通貨取引所の場合は、金融庁の厳しい選定基準が設けられているので、比較的安心です。
セキュリティ体制が高く、資産が流出した場合の保証制度が整っている取引所を選びましょう。
そして、仮想通貨は、自身のウォレット内で保管を徹底することをおすすめします。
ウェブウォレット、モバイルウォレット、デスクトップウォレット、ハードウェアウォレット、ペーパーウォレットなどがあり、セキュリティの高さは異なります。
ウェブウォレットよりも、ハードウェアウォレットで保管が安心です。
レバレッジ
株も外為と同じく仮想通貨もレバレッジをつかった取引が可能です。
レバレッジ取引とは、資金の数倍の取引をすることになるので、高騰した場合は儲けは数倍です。
しかし、暴落の場合は、数倍の損失となり、資金以上の損失が出ると不足分を入金(追証)しなければなりません。
大きな損失を被り、借金まみれになったというケースの多くはレバレッジ取引による損失と考えられます。
追証が払えない場合は・・・
元手の何倍もの仮想通貨を取引するには、知識や経験が必要です。
仮想通貨初心者には、リスクが高すぎるので、避けることが無難です。
スプレッド
スプレッドとは、簡単に言うと手数料です。
仮想通貨を購入する時と売却する時の価格の差です。
スプレッドは、販売所と取引所によって異なります。
スプレッドは、「取引所形式」で購入するほど狭い、つまり安いです。
業者は仲介取引を仲介するだけで、仮想通貨ユーザー同士で取引する為です。
中長期の取引を行う場合は、販売所形式でも問題ないですが、短期で頻繁に取引するなら、取引所形式がベターです。
仮想通貨の取引に慣れてきたら、取引所形式でコストを抑えましょう!
税金
仮想通貨も利益が出れば、確定申告により納税が必要になります。
利益が20万円を超える場合は確定申告をしましょう。
仮想通貨の所得税は、雑所得に分類されます。
雑所得とは、総合課税対象のため、給与所得などの収入と合算した額に応じて所得税の税率が決まります。
仮想通貨に関しても税務署のチェックは年々厳しくなっています。
仮想通貨取引所の口座開設時に、本人確認書類提出をしていますし、業者から税務署への書類提出義務もあるので、所得隠しをしようとしても良いことはありません。
年間20万円以上の利益が出たら、確定申告をするようにしましょう。
リスクばかり、長々と書きましたが、しっかり利益を出すための手段もあります。
上記のリスク回避をしながら、仮想通貨や、世界の政治や経済ニュースの情報を収集し、アンテナを立てておきましょう。
情報収集、テクニカル分析などを交えて、焦らず少しずつ始めると良いでしょう。
仮想通貨は、株、債券、外貨、コモディティと同じく、資産運用の手段の一つとして有効です。
中長期投資を見据えて、コインの種類を調べたり、意識的にニュースを収集したり、まずは口座開設したり、できることから準備していきましょう。
まとめ
- 仮想通貨は、発行主体を持たず、国家によって価値を保証されていないデジタル通貨
- 仮想通貨は、24時間365日取引可能
- 仮想通貨は、口座開設 → 入金 → コイン購入、最短即日開始できる
- 最多の17通貨を取扱いマネックスグループが運営するcoincheckがおすすめ!
- 仮想通貨初心者には、販売所形式による売買が簡単!
- システムトラブル、ハッキングなどを避けるため、セキュリティ面がしっかりしている国内の仮想通貨取引所を選ぼう
- レバレッジ、スプレッド、税金など、予めリスクやコストをチェックしよう
今回は、資産運用の一つとして注目されている「仮想通貨」の始め方について、初心者向けに執筆しました。
レバレッジをかけずに現物で、少額ずつ売買するなら、損失リスクは限定的です。
ハイリスクな投資手段と決めつけずに、中長期の資産運用として検討してみてはいかがでしょうか?
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