「ブラックじゃない不動産会社は存在しない!」
宅建士つながりの長年不動業に携わる友人はみんな口を揃えて言います(-_-;)
では、どのような会社がブラックなのでしょうか。
・割高ダメ物件を購入させる
・利回り悪く投資家が損失大
・損失は想定通りでまともに応対しない
全部が全部ブラックだったとしても、不動産投資をするオーナーさんにとって実際の被害があるかどうかが重要です。
自社・営業マンの利益を最優先し、顧客である不動産投資家の事を考えない会社
不動産会社は、本当にどこもブラックなのかな?
嘘だと思って、私も不動産会社に入社してみたら、
・・・やっぱりブラックでした(笑)
私が入社したのは、不動産投資、不動産売買、賃貸管理、サブリース、マンスリーマンションと幅広く展開する綺麗な駅チカオフィス。
社員には冷酷だけど、お客さんに対しては良心的。
投資物件に関しては、相場よりリーズナブルな価格設定なので、消費者目線では良い会社でした。
ですが、法令遵守してるかと言われるとアウトでした。
具体的には、
不動産ポータルサイトや自社ホームページに掲載している物件情報が事実と異なるのです。
例えば、賃貸マンションの駅から徒歩○○分のところを、検索率を上げるため2~3分はサバをよむよう厳しく指示されていました。
「駅徒歩10分では、フィルターにかからないから10分以上は7分で入力するように!」
他には、不動産売買契約前の「重要事項説明」時の違反等。
不動産会社が守らなければならない「宅建業法」や「広告規制」に違反していたり、社内的には社員への暴言・暴力など日常茶飯事でした。
(個人的には不満はなかったのでこれ以上記載するのはやめますねー)
ただ、私が在籍した会社は不動産投資をするお客さんにとってはそれほど悪くなかったと思います。
むしろ管理会社としてクレームや相談に真摯に対応しており法的に訴えられる事はないだろうなという印象を受けました。
本当にヤバイ不動産会社…
世の中にな少なからずありますよね。
何をもってブラックというかは、「顧客に甚大な損失を与える事が日常的」な状態の業者だと思います。
- 損するダメ物件を、口車にのせて良い物件と平気で嘘をつき売りつける
- 業者や営業マン自身が得ならば顧客はどうなってもいいと思っている
- 営業マンのノルマが厳しすぎて、成績を上げることのみを最優先している
- 営業マンが退職を決めていて、どうせ辞めるから適当な話をして契約させる
- クレームの連絡をすると退職済で対応できる人がいない
などなど。
このように投資家の事を考えずに、利益を追求する業者・営業マンのカモにならないように注意したいですね。
悪徳業者の営業手法
まずダメな不動産会社の共通点
・・・「電話営業がしつこい」
不動産投資会社、不動産買取業者、サブリース業者・・・
種類に関係なく、営業マンが必死で何度も何度も電話してくる不動産会社は危ないです。
販売会社の場合、良い物件を扱っているのなら、わざわざ執拗に電話してお客さんを探さなくても買い手がつきます。
むしろ、良い物件の場合すぐになくなってしまします。
買取会社の場合、常識的な価格で買取ってくれるなら、処分したい土地を売りたい人は依頼しますよね。
何度も熱心に売って欲しいと言ってくるのは、たくさん利益を乗せて転売しようとしているからです。
販売も、買い取りも価格条件が悪いから、必死に電話をかけなければお客さんがつかないのです。
友人の勤務している不動産買取会社の場合
不動産会社では、社員の腕を電話に縛り付けて一日中電話をかけさせる。
名簿や電話番号の末何ケタかの数字を入れ替えて徹底的にかけまくる電話発信です。
一昔前ではなく、2020年になってもです(-_-;)
会社名は出せませんが、友人が勤務している大阪市内のマンション販売会社です。
業者を信じて買ってしまう人は失敗する
一定数の人は、営業マンを信じて買ってしまいます。
電話営業の結果、100件電話すれば10人ぐらいは話を聞いてくれて、その中から1人ぐらいは実際に契約になるそうです。
確率的には1~2%。
片っ端から電話して、その内の1件でも成約になれば、人経費や経費の元が取れちゃうのです。
それだけ、たっぷりと物件価格に利益が乗っています。
割高物件を買うと、利回り悪くて損失拡大!
そんな目に会わないために不動産業者からの電話営業は、相手にせずに切りましょう!
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