【2021年6月】IPO株の狙い目は?|直近のIPO勝率から見る初値予想

株式投資

IPOに当たらない!なかなか当選しない!

IPOに当選しても損失が出るリスクってどれぐらい?

とお悩みの方はいませんか?

過去の記事では、IPOの当選確率を上げる方法を投稿しました。

 

 

今回は実際の騰落率と直近のIPO上場予定銘柄、初値予想をご紹介します!

低リスクで大きな利益が期待できる新規公開株の直近情報を共有しましょう!

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1.IPO(Initial Public Offering)とは

IPOとは、株を投資家に売出し、証券取引所に上場すること、新規上場株式とも呼ばれます。

IPO株に投資するには、新規上場の際に配分される株の購入権を獲得する必要があります。

上場日初値は、大きく上昇することが多く、この初値で売ることで利益が出ます。

つまり、上場前に購入権を獲得して購入、上場日初値で売却すると簡単に利益が出る仕組みです。

IPO初値が公募価格(上場前の購入価格)の数倍になることは珍しくありません。

10倍を超えるとテンバガーと呼ばれます。

大手証券会社やネット証券の口座を開いておけば、IPO株の抽選に申し込むことができます。

根気よく抽選に申込みすれば、いずれ当選するでしょう。

抽選参加に手数料などはかからず、気軽に申込み可能です。

IPO当選確率を上げる方法は以下の記事をご参照下さい。

投資である以上、IPO株の初値が値下がる損失リスクもありますが、過去の実績を見ると一般の株式投資と異なりローリスクハイリターンと言えます。

2.直近のIPO騰落率から見る利益

2020年のIPO新規上場数は93社でした。

初値上昇率とは、上場前に購入する際の株価(公開価格)と上場日初値の差から判断します。

2020年は、93社中、69社が公開価格より初値が上昇しました。

コロナショックの影響もあり、公募割れ、上場中止となる企業もありましたが、テンバガーを達成する暴騰を見せた銘柄をありました。

2021年、今年に入ってからのIPO結果は極めて好調です。

新規上場した31社中、31社が公開価格より初値が上昇しました。

IPO新規上場した全銘柄、初値が公募価格を大きく上回りました。

(※上場中止は2社)

IPO初値予想サイトでは、様々な予想がされていますが、結果的に今年に入ってからのIPO成績は好調!どれに申し込みしても利益が出たことになります。

■直近2021年4月のIPO上場結果

株式購入は100株単位なので、必要額は公開価格×100です。

例えば、ネオマーケティングの場合、公開価格18万円で購入し、上場初値38万500円で売却すると20万500円の儲けになります。

2021年6月上場予定のIPO銘柄を狙う

2021年4月下旬のテスホールディングスの上場以来、5月のIPOはありませんでした。

一か月期間が空いており、6月一発目に上場を控えている【メイホーホールディングス】は初値上昇期待できます。

少なくとも10%以上の上昇は見込めます。

さらに6月は続々とIPO銘柄が上場します!

今年に入ってからの上昇率を見ると参戦するしかありません。

■6月に上場予定のIPO銘柄

メイホーホールディングスのみ現在受付中です。(小型案件)

■メイホーホールディングス
・主幹事証券会社
東海東京証券、副幹事が野村證券、他は、SMBC日興証券、SBI証券、岡三オンライン証券、DMM株
・事業内容(サービス業)
建設コンサルタント業、補償コンサルタント業、測量業、地質調査業、人材派遣事業、警備業、建設業、介護事業などを営む子会社などの経営管理およびこれに関連する業務

3.IPO株公募価格決定までの流れ

IPO株公募価格決定までのおおまかな流れは上記の図のようになります。

IPOの想定価格(想定発行価格)とは

上場が承認されたときに主幹事証券会社が付ける仮の株価のことです。

これをもとに仮条件や公募価格を決めるので重要な指標です。

想定価格を基に投資家も初値予想をします。

仮条件とブッグビルディングとは

ブックビルディング方式で公募価格を決められる際、引受証券会社が提示する価格帯です。

仮条件は証券会社が機関投資家、銀行、保険会社などへの聞き取りにより決定します。

目論見書や成長性からIPO株をいくらで買いたいかの聞き取りが行われます。

仮条件が決まると、ブックビルディングが行われ、投資家により公募価格を決定します。

投資家は仮条件の値幅で申込み希望株価及び株式数を提示します。

ブッグビルディングに参加することで申込みの権利が付与されます。

そのため、値幅の上値または成行でブックビルディング参加するのが一般的です。

■ストライクプライス
ブックビルディングにおいて、投資家が需要を申告する際、具体的価格ではなく、どのような価格で決定しても購入意思があることを示します。例)SBI証券のブッグビルディング申込み画面

公募価格とは

公募価格(募集価格)は、実際にIPO株が投資家などに販売される価格。

まとめ <IPOに申込みしてみよう>

初めてIPOに参加する方は、よくわからず不安かもしれませんが、簡単で大きな利益が狙えるので気軽にブックビルディングへの参加をおすすめします。

IPO銘柄も証券取引所の厳しい審査を通過していますが、初値値下がりリスクはゼロではありません。

目論見書は企業情報を見ながら、投資先を決めましょう。

IPO抽選に手数料はかかりません。

当選し購入申請をする際の手数料もかかりません。

つまり、手数料がかかるのはIPO株の売却時だけで、申込時の手数料は無料です。

※ただし、IPO抽選に参加する際はIPO株を購入するための資金を口座に入れておく必要はあります

またブッグビルディングに参加後、当選し購入権を得た後にキャンセルする事もできます。

新規上場で初値が上昇する確率は高いですが、不人気銘柄は下がる心配もあります。

購入辞退を許可している証券会社がほとんどなので、心変わりした場合は可能です。

しかし、証券会社の中には、購入辞退者にペナルティを課す場合もあるので、各証券会社のルールをチェックしておきましょう。

IPO抽選で購入辞退者がいる場合は、補欠当選者が繰り上げ当選となります。

IPOに当選し購入した場合、必ず初値で売却しなければならないわけではありません。

さらなる成長、値上がりを期待する場合はそのまま持ち続けて自分のタイミングの売却することももちろん可能です。

IPO株上場が相次ぐこの時期に、新たにIPOに参戦してみてはいかがでしょうか。

堅実に投資したいと考えている皆様に推奨できる投資の一つです。

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