高配当、優良な株主優待で定期的なインカムゲインを求める方に、2022年5月に権利獲得できる株銘柄をご紹介します!
5月末権利獲得のため、少し先にはなりますが、4月、5月は該当銘柄が少ないため、早めにどの銘柄にエントリーするかの目星をつけておくことをお勧めします!
選択肢が多い3月と違って、4月、5月は先手必勝になりそうです。
今回は、5月権利の高配当株と株主優待銘柄をランキング形式でまとめたので、これからクロス取引に挑戦したいと思っている方は参考にして頂けると嬉しいです。
それでは、本日2022/3/25現在の株価により、5月権利月の高配当銘柄&クロス取引推奨銘柄をご紹介します!
1.5月高配当銘柄BEST8
8887リベレスタ、1887日本国土開発、7888三光合成、8908毎日コムネットは、10万円以下で買えるので、エントリーしやすいですね。
今回のランキング外で、配当利回り3%以上の銘柄は、10銘柄ありました。日々の株価変動によって、配当利回りは変わります。実際に売買する前に、最新の配当利回りをチェックするようにしましょう。
ただ、高配当銘柄への投資は、株主優待目的の優待クロスと異なり、株価変動リスクを伴います。優待クロスと異なり、他にも様々なことを注視する必要があります。
「信用倍率」、「PER」、「PBR」、さらにテクニカル分析により、買うべき株銘柄をしっかりと見極めましょう。
そのため市場名は掲載していませんが、
- (8887)リベレステ
- (8886)ウットフレンズ
上記が『ジャスダック』
- (6496)中北製作所
上記が『東証2部』
- (1887)日本国土開発
- (1419)タマホーム
- (7888)三光合成
- (8908)毎日コムネット
- (7673)ダイコー通産
上記が『東証1部』になります。
東証の配当利回りの平均は、2%前後のため、3%以上の利回りの場合に、高配当銘柄と呼ばれることが多いです。
(8887)リベレステ、(1887)日本国土開発、(7888)三光合成、(8908)毎日コムネットの4社は10万円以下で買えるので、エントリーしやすいですね。
今回のランキング外で、配当利回り3%以上の銘柄は10銘柄ありました。
日々の株価変動によって、配当利回りは変わります。実際に売買する前に、最新の配当利回りをチェックするようにしましょう。
ただ、高配当銘柄への投資は株主優待目的の優待クロスと異なり、株価変動リスクを伴います。
優待クロスと異なり、他にも様々なことを注視する必要があります。
「信用倍率」「PER」「PBR」さらにテクニカル分析により、買うべき株銘柄をしっかりと見極めましょう。
2.4月優待クロス銘柄の在庫状況
5月が権利確定の株主優待をもらうには、5月27日(金)までに優待クロスを行う必要があります。
5月30日(月)… 権利落ち日
5月31日(火)… 権利確定日
権利付き最終日4月27日までにクロスを完成すると優待権利を獲得できます。
ぎりぎり5月27日に優待クロス完成、5月28日に決済(現渡し)できれば、金利等のコストが最も安くなりますよね。
しかし、人気の高い株主優待銘柄は、権利最終日に向けてどんどん在庫が減っていきます。
一般信用売り在庫の確保が難しいので、在庫があるうちに、コストが低い証券会社でクロス取引を行えると良いですね。
優待クロスを行うには、まず一般信用売り在庫の有無の確認が必要です。
そして、株主優待の「変更」、「改悪」にはご注意ください。
株主優待は、新規で追加される場合はサプライズで嬉しいですが、突然変更のニュースが飛んでくることもあります。
去年、良い優待内容だったから、今年も権利月に取得しようと考えている方は、念のため、最新情報をチェックすることをお勧めします。
例えば、5月は例年通りなら、ハニーズHDを第1位にしようと考えていました。
株価が安く優待利回りが良いからです。
しかし、2022年5月より6か月以上の保有期間制限が追記されたので、ランク外と致しました。
折角一般信用売り在庫を確認して、クロス取引をしても優待品がもらえないのでは悲しすぎます。
売買を考えている株式銘柄の最新情報やニュースは、事前にチェックしておくと良いでしょう。
3.4月優待クロス取引おすすめ5銘柄
それでは、5月権利月のおすすめ優待クロス銘柄をご紹介します。
是非、参考になさってください(^^)
筆者のおすすめ5選
- 第1位:キャンドゥ(2698)
- 第2位:ライク(2462)
- 第3位:TAKARA&COMPANY(7921)
- 第4位:大黒天物産(2791)
- 第5位:アスクル(1682)
尚、当ランキングでは、最低保有期間の制限があり、今から新規で株式取得したとしても、株主優待を取得できない銘柄は除外しています。
5月の株主優待銘柄は、配当金は高安マチマチなので、配当落ち調整金についても、考慮しておきましょう。
最低購入額と優待内容をしっかり確認する必要があります。
第1位:キャンドゥ(2698)
優待内容:
100株 | 2,000円相当(20枚) |
300株 | 4,000円相当(40枚) |
500株 | 6,000円相当(60枚) |
1,000株 | 10,000円相当(100枚) |
第2位:ライク(2462)
5月末に、300株(3単元)以上保有の株主にプレミアム優待倶楽部のポイントを進呈。
※100株では、株主優待はもらえないので要注意です。
※優待ポイントは、食品、ワイン、電化製品、旅行・体験、こだわり雑貨商品など2,000種類以上の優待商品と交換可能です。
保有株式数 | ||
---|---|---|
1年未満(A) | 1年以上(B) | |
300 株 〜 399 株 | 5,000 ポイント | 5,000 ポイント:- |
400 株 〜 499 株 | 8,000 ポイント | 8,000 ポイント:- |
500 株 〜 699 株 | 12,000 ポイント | 15,000 ポイント:(A)+3,000ポイント |
700 株 〜 999 株 | 15,000 ポイント | 20,000 ポイント:(A)+5,000ポイント |
1,000 株 〜 1,999 株 | 25,000 ポイント | 35,000 ポイント:(A)+10,000ポイント |
2,000 株 〜 2,999 株 | 60,000 ポイント | 75,000 ポイント:(A)+15,000ポイント |
3,000 株以上 | 80,000 ポイント | 100,000 ポイント:(A)+20,000ポイント |
第3位:TAKARA&COMPANY(7921)
5月31日株主名簿に記載された100株以上保有の株主に保有株式数に応じた選択肢から、ご希望の商品を進呈
第4位:大黒天物産(2791)
100株以上の株主に大粒ピオーネ。岡山名産の「大粒ピオーネ」が例年送られています。※ぶどうは天候に大きく左右されるため、収穫量により「別の優待品」になる場合があります。
※9月上旬から10月中旬に発送
100株以上 | 2,000円相当の大粒ピオーネ |
500株以上 | 3,000円相当の大粒ピオーネ |
1,000株以上 | 5,000円相当の大粒ピオーネ |
10,000株以上 | 10,000円相当の大粒ピオーネ等 |
第5位:アスクル(1682)
100株以上保有の株主様を対象に、株主優待として進呈する「LOHACO」2,000円分(500円×4枚)割引クーポンを1年に2回
※クーポンはLOHACO PayPayモール店ではご利用いただけません。
※クーポン獲得にはyahoo!Japan IDが必要です。3500円以下のご注文の場合は、配送料がかかります。
4.優待クロスの忘れがちな注意点
- 優待価値が、コストを下回っていませんか?
- 換金価値が高い又は利用しやすい優待内容ですか?
- 配当金額は確認しましたか?
クロス取引には、信用取引、現物取引の売買手数料、金利(信用売り)、貸株料(信用買い)、証券会社によっては、現渡手数料や株式銘柄ごとのプレミアム手数料がかかる場合があります。
株価の高い銘柄は、株価に比例して手数料も高くなるので、想像以上に高いコストが必要になるかもしれません。
株主優待内容は、500~5,000円程度の優待価値が多いので、手数料が1,000円を超える場合は厳しいと思います。また、高配当銘柄では、配当落調整金も気をつけましょう。
一般買いした株の配当は、20.315%の税金が自動的に差し引かれるのに対し、信用売りした株の配当落ち調整金は、税金はかからず全額を支払わなければなりません。20.315%分がマイナスになります。
例えば、配当金が10,000円の場合、買った銘柄の配当金7,969円をもらえますが、信用売りの配当落ち調整金10,000円を支払うことになり2,031円マイナスになります。
※既に別の株取引などで利益がある場合は、利益に対して引かれた税金から還付されます
また、信用売り又は現物買いのみを行い、反対売買し忘れたり、権利落ち日に現渡し忘れたりとうっかりミスも注意しましょう。
まとめ
今回は、2022年5月末権利確定の高配当銘柄&株主優待クロス銘柄おすすめ6選をご紹介しました。
優待内容・おすすめの理由をご覧頂き、優待クロスで銘柄選びに悩んでいる方に参考にして頂けると嬉しいです
■高配当銘柄
- 第1位:リベレステ
- 第2位:日本国土開発
- 第3位:タマホーム
- 第4位:ウットフレンズ
- 第5位:中北製作所
■優待クロスおすすめ銘柄
- 第1位:キャンドゥ
- 第2位:ライク
- 第3位:TAKARA&COMPANY
- 第4位:大黒天物産
- 第5位:アスクル
株主優待銘柄を選ぶポイントは、近くにお店があるなど自分で実際に使える優待であること。
そして優待クロス銘柄のポイントは、一般信用売り在庫があることです。
5月は、権利獲得できる株銘柄が少なく、一般信用売り在庫が枯渇しやすいので、早めに動くことをおすすめします。
利上げ、円安、ウクライナ問題、政治経済のニュースが飛び交う中で、株式相場はボラティリティが高くなっています。
しかし、3月中旬のFOMC後は、日本株は上昇に転じ、28,000円代に回復を見せました。
急激な円安は、輸出関連銘柄には追い風ですが、輸入銘柄にとっては後に厳しい影響が出てくると思われます。
株主優待が魅力的な内需銘柄は、円安の影響で業績が傾く可能性もあります。
投資をする時は、目先の利益だけではなく、世界の政治経済のニュースも注視する必要がありますね。
株・FX・仮想通貨・債権・コモディティ、いざ、投資しようと思うと、不安にもなりますが、まずは、株主優待狙いで、ほとんどリスクがない優待クロスを始めてみてはいかがでしょうか。
5月は信用売り残在庫は、2か月前なのでありますが、3月権利確定日以降、徐々に減ってくることが予想されます。
株主優待銘柄が少ないので、在庫がなくなる前に買いたい銘柄に目星をつけておくことをおすすめします
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