【投資信託VS積立保険】金融の最先端「オフショア投資」で資産運用

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FPの教科書のどこにも登場しない「オフショア」や「タックスヘイブン」という言葉。

金融関係に長年勤めている人でも、詳しい人はごく一部。

オフショアを利用した資産運用では、税制メリットに優れていて運用に期待が持てます。

今回は、オフショア地域が拠点となる海外保険会社の積立保険とファンドのお話です。

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1.わたしが海外投資を始めた理由

日本の貯蓄型保険投資信託は、手数料が高かったり契約期間が異常に長い特徴があります。

綺麗なパンフレットでプロの保険屋さんの説明を聞くと、とても優れた内容に感じますよね。

しかし、貯蓄を目的とする場合、運用内容を詳しく調べると良いとは言いづらく、資産の大きな増加は見込む事ができません。

そして、手数料の割合もとても多いです。

かつては、日本の保険にも魅力的な商品がありました。

しかし、どんどん消えていきました。

法改正や税金の問題があり、良い商品はすぐになくなるようです。

投資信託については、とにかく手数料が高いです。

特にファンドラップのようにバランスよく複数のファンドをあわせ持つ商品の場合、販売手数料が高すぎて、折角の資金と良い商品のメリットが手数料のために消えていきます。

NISAインデックスファンドETFのように手数料が安比較的安全なもの以外は、損失が出る可能性が高いと思われます。

同じ投資信託を海外の金融機関から購入すると、利益が出た場合の利益が大きくなります。

債権の場合も同様です。

金利や税金の違いにより、同じ商品を買った場合に、受取る利益が大きく異なるわけです。

超低金利、国債問題に悩まされる日本で、「円」だけでの運用に不安を感じる今、海外の運用商品は選択肢の一つとして検討できる分野だと思います。

為替リスクやカントリーリスクを考慮しても、資産の一部を海外で運用したいと考えています。

海外で投資するなら、運用中の税金がかからないオフショアの金融機関がオススメです。

2.オフショア金融センターとは

オフショア(Offshore)とは沖合や海外という意味を持ちます。

非居住者に金融サービスを提供する国、経済圏。

オフショア金融センターではタックスヘイブンを利用して柔軟に資金調達・運用などを行うことができます。

タックスヘイブン(Tax Haven)租税回避地

無税、または低税率により、法人税や運用益に関する税金がかからない、または非常に低いため、利益が大きくなります。

有名なオフショアは、香港シンガポールですが、世界中にたくさんあります。

イギリス領土のケイマン諸島英国王室属領国 のマン島など、「どこ?」と思う面積が小さい国や島が、金融で成り立つ特別な地域として存在しています。

その規模に不釣合な良質な金融サービスを非居住者、つまり外国人に提供します。

日本より、圧倒的に金融商品の選択肢が多く、お金の最先端の情報に溢れています。

3.投資信託と海外積立保険

オフショアでの資産運用は、海外の金融機関を利用してファンドを購入したり、積立保険を組みことができます。

私は、以前から「ヘッジファンド」にとても興味がありました。

しかし、日本では2億ぐらい資産が無いと紹介されない「資産家だけの商品」です。

お金持ちや会社経営者だけが、銀行のプライベートバンクのサービスの一環で薦められたりするようです。

しかし、海外の金融機関を通してなら、一部のヘッジファンドは数百万から購入することが可能です。

しかも日本で契約する場合より、短い契約期間の選択が可能です。

ヘッジファンドとは、景気が良くても悪くても、どんな状況でも利益を出すことを目的にした投資信託

日本で買えないファンドを買うために海外の金融機関の口座開設をしよう!

一番近いし、全くの無税ではないけど近いし香港に行こう!

と当初思いました。

しかし、海外の保険がさらに魅力的です。

元本確保型の保険」があるからです。

損失を出すのがとにかく嫌な堅実派の自分には「元本確保」、大好きな言葉です。

※元本保証ではありません。元本確保と元本保証の違いは、別記事で投稿します。

高金利なのに元本確保!?

現在の日本国内での外貨積立保険の場合、通常の円建て保険よりは増やせる余地がありますが、元本確保型商品はほとんどありません。

資産運用の成功の秘訣とは、「大きく稼ぐ」ではなく「損をしない」ことだと一般的に言われています。

「損しない」を重視するなら、リスクが大きい投資信託より、元本確保型保険を選びたいと思います。

3-1.もちろん海外投資にもデメリットはあります。

海外投資には以下のような特有のデメリットがあります。

①為替リスク

どんなに金利が高くても、為替事情の変化により元本割れする可能性があり。

②金融機関破綻リスク

禁輸機関あ破綻してしまった場合はリスクが生じます。

※金融機関が籍を置く国、機関によって異なります。

③カントリーリスク

国の事情が大きく変わると、金融制度も変化する可能性あり。

例)現在の香港と中国の関係は要注意

 

投資である以上、リスクは必ずあります。

海外投資は一般的リスクより商品内容システム手続きが難しかったりするので、信頼できる「IFA」に相談しながら慎重に商品選びすることが重要でしょう。

IFA(Independent Financial Advisor)
特定の金融機関に属さず、独立・中立的立場で資産運用のアドバイスを行う専門家

まとめ

  • 税制メリットがあるオフショアでの投信や積立保険は魅力的
  • 海外投資は、為替リスク・カントリーリスク等がある。
  • 元本確保型の積立保険がある。

様々なリスクや商品の難しさを考慮しても、海外の保険やファンドには国内商品に無い良さがあります。

IFAの選び方・購入の仕方・商品の選び方など、ポイントを押さえる事が大切です。

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